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fukayomimi
あれ？春かなぁ
日課になっている氏神さまへの道すがら、
川津桜の蕾や
柔らかい太陽の光と、
ほんのり暖かい空気を感じ、
そのまるで春のような陽気に、
幸せな気持ちになりました
そんな今日、素敵な言葉が耳につきました
（空耳シリーズ）
「春のヒカリは期待と不安が混じる」
「春は芽吹くヒカリだから暖かい中に不安定なヒカリがあるのかな」
美しい…
春を表現する言葉はたくさんありますが、
雪解けした土の隙間から、若くて青い芽がなんとか顔を出そうとしている様が
去り行く冬や旅立つ者の不安定な心と、春のワクワク感をも映し出していて、
春特有の清々しくもみずみずしい美しさを表現しているように感じました
最近、三島由紀夫さんの本を読んでいますが、
そこに「観賞用の文章」という言葉がありましたが、
まさにそんな感じ。
SNSなどの進化によって
誰で気軽に発信ができる時代。
自分の考えや、言葉を多くの人に聞いてもらえる、届けられるという意味ではとても良いと思いますが、
強い言葉や奇抜な表現もたくさんあります
私は、できるだけ心の癒しになってもらえるような、
一歩踏み出られない人の背中をそっと押してあげられるような、
そんな言葉や表現ができたらいいなって思います
明日は暖かいかな。
春が待ち遠しい。
そんな”待ち遠しさ”も幸せですね
chihirio
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