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元銀行員の私が安定を手放し、本当にやりたいことを見つけるまで

「収入も福利厚生も安定していていいよね。」


銀行員時代、友達から言われた一言。
羨ましいと思われる仕事に就いてもわたしの心は満たされることはなく、


「安定しているのに、なんで不満なの?」


そんな矛盾した感情に悩まされる日々を過ごしていくうちに、収入や福利厚生だけでは埋められない『何か』がわたしの中で膨らんでいった。


そんな『何か』から逃げたくてやりたいこと探しを始めたのに、今度はやりたいこと探しに2年半も悩まされることになるとは思わなかった。




今回は、やりたいこと迷子だったわたしが納得できる働き方に出会うまでの道のりについてお話しします。
同じようにやりたいこと迷子や自己理解をずっとされている方が現状から抜け出すヒントが得られるはずなのでぜひ最後までご覧ください^^




やりたいこと迷子のきっかけ



銀行員時代、毎日2~3件ご予約のお客さまを対応しながら、新規のお客さま対応をし、その合間に既存のお客さまへ電話するという日々を送っていた。

ただ、働き方改革の恩恵をすぐに享受することができ、残業は最長で19時までで、定時で帰宅できる日もあった。


いわゆる、ホワイト企業だった。


しかし、銀行という業界柄、人事異動が頻繁にあり、人間関係は目まぐるしく変わっていき、仕事内容もどんどん変わっていった。

ある日、忙しさやストレスのピークで暴飲暴食をしている自分の姿を見て「わたしは何のために働いているんだろう」と虚しくなった。

あんなに一生懸命働いていただいたお金をストレスの捌け口に使っているなんて。

こんな生活をしていたら良くないと分かっていながらも、色々と考えるのは面倒だからと放ったらかしにしてしまった。


そのツケが半年後回ってきた。


仕事中、ふと鏡を見ると鏡の中のわたしは別人のようにげっそりしていた。顔はむくみ、死んだ魚のような目をして、口角も下がっていた。


わたしってこんな顔だったっけ?
その瞬間、このままではダメだと危機感を感じ、転職活動を始めた。



お金も時間もかけた自己分析は失敗


やりたいことはなかったけれど、もっと自分が熱中できて楽しく働けたらとぼんやり考えていた。

どうやら転職活動をするには自己分析をするといいらしい。


「就活の時にやったけどあんまりしっくりこなかったんだよな〜」と思い出しながら取り掛かるも、やっぱりしっくりこない。

書籍やイベント、セミナー、あらゆる自己啓発の知識を学び、100問以上の質問に答えるワークも何個もやっていったが結局しっくりこない。


「本当にこれがわたしの理想の働き方?」
「こんなこと誰にでもできる。わたしは平凡な銀行員だから特別な強みなんてない。」
「やっぱり銀行員として培ったスキルや資格を活かしたことしかできない?」

と悩んでいた。


悩みまくって毎晩「水瓶座 適職」で検索したり、MBTI診断などの診断ツール、ついには占いにまで頼っていた。

「そうそう!わたしこういう考え方あるわー!」
とその時は道がひらけた気になるが、実際にそれを元に行動することはなかった。


だって、自分が納得できる根拠がないから。
(星占いで〇〇だったから志望しました!なんて言えないよね)



そんなこんなでもう自分がどうしたいのか分からなくなっていた時、転機が訪れた。



収入よりも大切なもの


たまたま受けたコーチング。
受け終わった後から寝る前までずっとコーチングで話した内容が脳内でリピートされていた。

アドバイスされたわけでもないのに、心が前向きになり、行動も軽やかになる。

なんだこのコーチングは!と興味が湧き、色々調べていると、あるコーチのクライアント募集が気になり申し込みをした。


初めましてで今の状況や悩みを話していく中で、

「ちひろさんは熱湯風呂に入りたいんですね〜(もっと仕事に熱中したいという意味)」

と言われ、「そうだった、わたしは熱湯の中に入りたかったんだ」とハッとした。


さらに、コーチからやりがいを感じた時や楽しかった時の共通点を紐解いてもらったことで「だからわたしは熱中できる仕事がしたかったのか」とストンと腑に落ちた。

まさに、点と点が線でつながった感覚だった。


そのコーチに長期で伴走してもらった中で気づいたのは

「もっと働くコト・ヒトを自分で選びたい」
「ありのままの自分で、しっかりお客さまに向き合える仕事をしたい」

ということだった。


お金では埋められない『何か』がようやく見つかった。
もっと仕事の主導権を持って、素のわたしでお客さまと向き合える仕事ができたらと想像しただけで心が満たされていった。



前向きなやりたいこと探しはこれからもつづく


収入よりも大切なものに気づいたおかげでフリーランスという働き方を「逃げ」ではなく前向きな気持ちで目指すようになった。

そこから興味のあったコーチングをもっと知っていくうちに、コーチングを提供する側になりたいと思うようになり、気づいたら今の活動につながっていった。


コーチとして活動しはじめて2年経つが、わたしのやりたいこと探しはまだつづいている。

なぜならやりたいことは人生の目的を叶えるための手段だから。


わたしは「自分の本音に正直になり、本当にやりたいことを何にも縛られず自ら選び、自ら行動していく人を増やしていきたい」という人生の目的がある。

これを叶えるために、今コーチングを提供するという手段をとっているが、これから先はどうなるか分からない。

社会情勢の変化が加速していることも感じるし、わたし自身、家族や周りの変化もあるだろう。


だから定期的に人生の目的を見直し、今わたしは何をやりたいか考える時間をとっている。

ゲストハウスの運営をしながらこれからの生き方や働き方について語り合う場も作りたいし、大学生向けにやりたいことを仕事にするセミナーも開催したい。


1つのやりたいことをずっと続ける必要はないし、むしろ、変わらないことはリスクだと考えている。だからこそ、前向きなやりたいこと探しはこれからも続けていきたい。



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