他人軸も武器になる!自分らしさを保ちながら相手を思いやる仕事術
「自分軸を持ちたい!」
「他人軸な自分が嫌い…」
最近、自分軸を持とう、自分軸が欲しいという声をよく聞くようになりました。
というわたしも自分軸を持ちたいとずっと言っていました。
自分軸を持って就職先を選ぶことができる人が羨ましい。
自分軸で生きている人はみんな幸せそう。
そんな憧れを持ち、他人軸は悪だとまで思っていたわたしが「他人軸も悪くないかも?」と最近考えるようになったのです。
今回は個人で働く上で他人軸を活かす方法をご紹介します。
これを読んだら、他人軸な自分も受け入れることができ、自分軸と他人軸のバランスを考えられるようになります。
そもそも自分軸と他人軸の違いは?
自分軸とよく言われますが、自分軸と他人軸の違いってなんでしょう?
3つの観点から違いをまとめてみました。
①判断基準
例えば、転職先を選ぶとき、給料や福利厚生という条件だけをみているのは心ではなく頭で決めようとしている可能性が高いです。
もちろん生きていく上で給料や福利厚生は大切な条件ですが、本当に自分のためでしょうか?
転職して給料が上がったと友人や家族に言えるという世間体も考えているのではないでしょうか?
実際にわたしが転職活動をしていたとき、条件ばかりをみて家族や友人にいい顔ができるか気にしていました。
もっというと、転職して給料が下がったら「あの人は転職に失敗した人だ」とレッテルを貼られるのでは、と怯えていました。
自分軸を持っている人はそんな世間体を気にしないので、頭ではなく心で物事を決めています。
②使う言葉
自分軸の人は主語が「わたしは」で、他人軸の人は「普通は(世間的には)」で考えています。
判断基準と同じですが、自分軸の人は心に従っているので「わたしは〇〇したい/したくない」と言うことが多いです。
また、「普通こうじゃない?」とあたかも自分の意見が一般的だと思わせるような言葉をよく聞く(わたしも使っているなと反省している)のですが、日常の会話から主語を「わたしは」にするだけで自分軸が整ってくるのでぜひ試してください。
③考え方
自分軸の人は、「わたしは〇〇だと思っているけど、あなたは△△と思っているんだね。」と、違いを受け入れているから他人にどう思われるか気にしない人が多いです。
ただ、「他人に嫌われても良いから我が道をいきます!」と言うのはかなりハードルが高いですよね。
大切なのは「わたしにはわたしの自分軸、あなたにはあなたの自分軸があるよね」と認めてあげること。
これができるようになると思考も行動も軽やかになっていきます。
相手にどう思われるか気にするのは強みでもある
先ほどの考え方でもお伝えしたのですが、「相手にどう思われるのか気にする」と言う他人軸の考え方は、活かしどころを変えると強みになります。
わたしは今でも相手の様子を気にしてしまうことがよくあります。
でもそれって、コーチとしては強みになっているんです。
1対1で話をしているとき、わたしの質問を受けて相手の表情や声色の変化があると「何か感じたことがあるんだな」と察知することができ、「今表情が曇りましたね。」と変化があったことを伝えることができます。
本人が気づいていないところにアプローチができるので、他人軸のセンサーは今でも役に立っています。
また、SNSでの発信も役立てることができます。
この発信をしたら読んでくれる人はどう思うかな、と想像を巡らせることは相手が読みたいと思う投稿に近づくことができます。
テーマを決めるところから言葉遣い、内容など一つ一つ相手はどう思うか考えながら発信できるのは強みではないですか?
他人軸を活かして発信すると、質の高い発信になるんです。
これって個人で働く上で必要なスキルでもありますよね。
他人軸な自分が嫌だなと思っている人は活かしどころを探してみてください。
きっとこれ以外にも他人軸を活かせる場面はたくさんあるはずです。
大切なのは自分軸と他人軸のバランス
他人軸も活かせることができるとお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
自分軸を持っていることで自由で軽やかに生きることができますが、他人軸を持っていても良いんです。
わたしは8割型自分軸で生きていますが、コーチングセッションやSNS発信などは他人軸も活かしています。
他人軸が強みとして使える場面もあるので、他人軸を毛嫌いするのではなくそんな自分もいるよねと受け入れて、自分にとって心地よいバランスを手に入れてください。
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