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経歴だけじゃ伝わらない!自分らしさを伝える自己紹介のススメ

「自己紹介の時にわたしらしさが伝わる鉄板ストーリーみたいなの作りたいんですよね。」

先日、こんなご相談をいただきました。

自己紹介をただの紹介で終わらせるんじゃなくて、「自分らしさを伝える」という価値があるものにしたいという考えが素敵ですよね✨


転職面談をするときやプロジェクトの打ち合わせのとき、顧客と初対面のときなど自己紹介をする機会は多々あります。


自己紹介で自分のことをもっと知ってほしい!
そもそも自己紹介で何を話せばいいのかわからない。

というお悩みもよく聞きます。


今回は自分らしさが伝わる自己紹介の仕方をわたしが実践していることも踏まえてご紹介します。




自己紹介が重要である2つの理由


①第一印象が決まるから

相手があなたの第一印象を決めるのは一度きり。

その後のやり取りで印象を変えることはできますが、第一印象は一回しかチャンスがありません。


最初に受けた情報や第一印象が後の情報よりも記憶に強く残りやすい現象を心理学で「初頭効果」と言います。

これにより、第一印象がその後の関係性やコミュニケーションの評価基盤となることが多いのです。


②一番最初の信頼構築の場だから

どこの誰かもわからない人に何かを依頼したり、本音を話そうという人はいません。

自己紹介でうまく自己開示ができれば相手に安心感を与え、信頼構築につながっていきます。


趣味や出身地など共通点が見つかれば一気に距離が近づき信頼関係が築きやすくなります。

わたしもよく事前にリサーチして共通点がありそうな話題を自己紹介に組み込んでいます。



自己紹介の重要さがわかったところで、自分らしさを伝える自己紹介のコツを3つご紹介します。



①事実よりも感情を伝える


自己紹介で経歴をつらつら話していませんか?

相手の立場になって考えると、あなたがどこの大学を出てどこに就職したのかは正直、興味がありません!


相手が知りたいのはあなたがどんな人間かということ。

事実を淡々と語るより、どんな想いで行動したのかを語った方があなたらしさが伝わります。



例えば、

新卒で大手銀行に就職しました。

よりも、

お客様の人生に寄り添い、いつでも資産の相談ができるパートナーになりたいという想いで大手銀行に就職しました。

の方がわたしらしさが伝わりませんか?


他にも、留学経験のある方はたくさんいらっしゃいますが、価値観が異なる人とコミュニケーションを取ることが好きだから留学した方や日本との違いを体験して海外のいいところを日本に取り入れたいから留学した方など、なぜその行動をしたのかはさまざまです。


転職、移住など人生において転機がある方はなぜその行動をしたのか、感情を語ってみましょう。



②失敗談に人間味が出る


自己紹介をして、できるなら共感してもらったり信頼してもらえたら嬉しいですよね。


今まで270名以上の方に自己紹介をして一番共感してもらえたのは失敗談でした。


わたしの場合、

会社都合で人事異動や仕事内容が変わることに違和感を感じ、転職活動をしました。たくさんの会社に出会い、選択肢は広がりましたが、自分に合ってる仕事ってなんだろう、やりたいことがわからないという「やりたいこと迷子」になってしまい、そこから2年以上彷徨っていました。

という話をよくします。


特に「自分に合ってる仕事ってなんだろう」、「やりたいことがわからない」とリアルな悩みを入れることで頷いてくれる方やわかりますと反応してくれる方が多くいらっしゃいました。



失敗したことや悩みを自己開示することで共感を生み、信頼につながります。

自分をよく見せたい気持ちもわかりますが、あなたの失敗談が一番あなたらしさを出せますよ✨



③過去を語るのではなく未来を語る


わたしは過去のことはさらっとお伝えし、コーチングを通して社会にどう貢献したいのか、どんな人の力になりたいのか、という未来のことをお伝えしています。


どうしてそんな夢があるのかという理由は唯一無二のわたしらしさです。

「キャリアで悩む女性のためにコーチングをしています」という方が2人いたとしても、理由は2人とも違う原体験や想いを語ります。


人って目標や夢がある人を応援したくなる生き物です。
(推し活がまさにそう!)

未来を語って自分らしさを伝えつつ、距離を近づけませんか?


ちなみにわたしはこのスライドを見せながら未来を語っています。




【注意】時と場合に合った時間配分を


色々と書いてしまいましたが、わたしらしさも伝えたいけど自己紹介という時間なので時間には気をつけましょう。


グループで自己紹介をするときは約1分、1対1で話すときは3分〜5分など、自己紹介ができる時間によってどこをどのくらい話すか事前に決めていると安心です。


自己紹介で自分らしさが伝わるストーリーを


いかがでしたか?
今回は自己紹介で自分らしさをどうやって伝えるか、わたしの事例も交えてお伝えしました。

①事実よりも感情を伝える
→なぜその行動をしたのかに自分らしさが出る。

②失敗談に人間味が出る
→失敗や悩んでいたことを開示すると一気に距離が埋まる。

③過去を語るのではなく未来を語る
→夢や目標がある人を応援したくなるのが人間。


ビジネスシーン以外でも自己紹介をする機会はたくさんあります。

どうせなら良い印象を与えたいし、共感してもらい信頼を築く場にしたいですよね。


その時の思いつきで話すのではなく、どんなことを話そうか考えてみてはいかがでしょうか?



【お知らせ】本当にやりたいことを仕事にして、自分の人生を生きたい方へ


やりたいことを仕事にできたら何て幸せだろう。

これは3年前のわたしが描いていた理想です。

ちゃんと手順を踏んで、行動していけばやりたいことを仕事にすることは叶うということを自分の人生を持って証明しました。


だからこそやりたいことを仕事にして、自分らしく働くこと、自分の人生を生きることを諦めてほしくないと願っています。


本当にやりたいことを仕事にする時に、

「本当にこれがわたしのやりたいことなのかな?」
「初めてのことだからどうやって叶えていけば良いのかわからない。」

そんな悩みに直面する時もありました。


もし、今あなたがそんな悩みに直面しているのであればお試しセッションで悩みを話して今後の方向性を一緒に考えてみませんか?

「今何をすべきかが明確になったため、行動に移しやすくなり、とてもありがたかったです。」

「1人で内省する時間もここ最近は積極的に取っていましたが、ちひろさんとのお話の中で「この視点からもっと考えてみよう」と思えるものがいくつも出てきました。」

というご感想もいただいております✨


詳細・お申し込みはこちらから⏬

自分らしく働くために、まずは自分がどうしたいのか、一度自分自身と向き合いませんか?

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