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マネジメント

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私が執筆したマネジメントに関する記事のまとめ
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10_私が退職したら、チームが崩壊した話

今の会社に転職して1年9ヶ月が経ちました。 先日、元部下と食事をする機会があり、そこで聞いた「私が抜けた後のチームの状態」がショックだったので記録しておきます。 私は前の会社で経営企画部門におり、業務改善とシステムの2つのチームをマネジメントしていました。 その間「管理職の仕事は、チームの生産性を高めること」だと考えてマネジメントしてきました。 具体的には、部下が雑音(上層部からの無茶ぶり)に振り回されないよう傘の役目を担ったり、スキル不足のメンバーに対して毎日1時間の1

人材再生マネジメント

これまで何人もの上司に仕え、私自身も管理職として部下をマネジメントしてきました。 ヒューマン・マネジメントを振り返って気付いたことは「優秀なメンバーを集めるマネジメント(以下、即戦力採用マネジメント)」が上手い人は沢山いるけれど「くすぶっている人材を戦力化するマネジメント(以下、人材再生マネジメント)」ができる人は極めて希少、という事実でした。 人材再生マネジメントの必要性 米国のようにレイオフが容易であれば、即戦力採用マネジメントだけで事足ります。しかし日本のように一

19_部下マネジメントは顧客マネジメント

私がヒューマン・マネジメントで役立つなぁ、と実感しているのもののひとつが『社内顧客』という概念です。 はじめて知ったのは、新卒で入った証券会社で本社へ異動したときです。 他部署に所属するスタッフは、同じ会社の社員であっても社内顧客として位置付けていました。 社外のお取引先よりもフランクではあるけれど、自部署スタッフに相対するよりも遥かに礼節をもって接するべし、という心得のようなものです。 相手がお客様であれば、こちらの都合を優先した短納期の依頼をする前に、相手のスケジュー

15_育成をサボっちゃいけない

派遣社員から正社員へ雇用転換したメンバーの育成は、気を抜きがちになるのだなと、マネージャーSさんを見て気付きました。 正社員にと望まれるくらいだから、ひとりで2人分くらいの仕事はできる人だし、組織へのカルチャー・フィット感も高いんですよ。 派遣社員で働いていた期間に、その組織固有の事情に対する理解が進んでいるので、仕事を任せるにも安心感があります。 なまじ『良い具合』にできているから、マネージャーも『まぁ、そこまで育成の手をかけなくても大丈夫そうだな。』と思ってしまうんで

16_今日の嬉しかったこと

私のチームは変革の真っ只中。 前任マネージャーの時代は、いわゆる単能工だったメンバー達ですが、私の着任後は多能工化を推し進めています。 そのなかで新たにスタートした、オンライン漫画の編集アシスタント業務。 作家さんや制作スタジオから納品された作品を校閲していくのですが、誤字脱字やイラスト上の抜け漏れ、フォントのミスなど、指摘事項のオンパレードです。 指摘事項データを可視化して、依頼元である編集チームへフィードバックしたところ、編集長の反応は『うちの編集者よりも仕事のクオ

13_部下は解ってくれないとボヤく上司

マネジメントにも慣れたと思っていたけれど、まだ半人前やなぁと思い直した出来事があります。 部下は自分(上司)の苦労をちっとも理解せずに、好き勝手言う。遅々として進んでいないように見える物事も、裏では根回しやら妥協点の調整やらで、自分たち(上司)は頑張って動いているのに、なんで部下は解ってくれないのか。 こんな愚痴を、何度も聞いてきました。私も、何度も同じ思いを抱いてきました。 そんなある日、ふと当たり前のことに気付いたのです。 『こっち(上司)の考えも苦労も、部下に伝え