音訳者養成講座のこと
今日は、音訳者養成講座で学んだことをお話ししたいと思います。
「音訳」とは、視覚に障害のある方のために、文字(墨字)で書かれている書籍などを「音声」にして伝える活動です。
私は、今、おおごだ法律事務所で大胡田弁護士の秘書を務めています。
大胡田弁護士は、全盲で司法試験に合格した日本で3人目の弁護士です。
大胡田弁護士の秘書になった最初の頃、私は、裁判の書面やあらゆる情報をうまく伝えることができませんでした。
毎日必死に取り組んでいましたが、全然うまくいかず行き詰っていたとき