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ニキビのかゆみのメカニズム
ニキビ博士・片柳です
お客様からご質問を受ける”ニキビのかゆみ”
本日はそのかゆみについて解説します。
まずは、”肌がかゆみのメカニズム”ですが、以下の通りです。
肌には真皮という層があり、その真皮層にはマスト細胞(別名:肥満細胞)という免疫細胞があります。肌が刺激を受けたり、アレルギー反応を起こしたりすると、このマスト細胞からヒスタミンをはじめとした“かゆみ物質”が放出されます。それを肌にある知覚神経の末端がその信号を受け取り、「かゆみ」として脳に認識されるのです。
また、同じ「肌がかゆい」と言っても、メカニズムは同じですが、
原因はいくつか考えられます。
✔️ニキビ
✔️肌の乾燥
✔️アレルギー
さらに、ニキビのかゆみの強さは、ニキビの進行度合いによっても異なります。
具体的には、
⭕️白ニキビ・黒ニキビ→非炎症状態の場合は、かゆみはあまり感じません。
⭕️赤(炎症)ニキビ・黄(膿疱)ニキビ→炎症状態の場合、かゆみを感じることが多い。
これは炎症状態の方が、上記で述べたヒスタミンの産生量が増えるからです。
では、かゆみがある場合、どうしたら良いか?
まずは最初に!!
そのかゆみはニキビが原因かどうかを必ず見極めてください。
もし原因が別にある(例えば乾燥によるかゆみだったり)場合は、
これから申し上げる対策が逆効果になることもあります。
ニキビのかゆみ対策は?
✅冷やす
冷たい水で濡らしたタオルで軽く押さえる・・・などからで大丈夫なので試してみてください。また、押さえると言っても、決して強く押し付けない。また、タオルを肌上で縦や横への動きをさせてしまうと、摩擦を起こしますので、「軽く、そっと置く」くらいのイメージがいいと思います。
✅洗顔クレンジング、スキンケアを塗るときは普段以上に優しく
かゆみに対して一番良くないのが刺激です。中でも毎日行う洗顔クレンジング、スキンケアも例えばコットンを使うと繊維が肌の刺激となることがあり、意外と刺激となっているケースがあります。特にかゆみが出ている場合は、優しく優しくを心がけて、コットンも縦横にずらすのではなく、「軽く、そっと置く」ように行ってくださいね。
✅保湿する
かゆみが起こっているときはバリア機能も弱っています。そこで、保湿してあげることでバリア機能を整えてくれます。ただ、かゆみに高濃度の成分をつけると、本来は悪くない成分でも刺激と感じる場合もありますので、あくまで肌の潤いを補強するように保湿するスキンケアも選んでください。
✅刺激物質やアレルギー物質を避ける(化粧品や薬品、金属、衣類など肌の刺激となっている)
しつこいようですが、かゆみ・炎症にはとにかくイヤなのは刺激です。刺激になるものをできる限り排除したいところです。
✅引っ掻いたり触ったり絶対ダメ
右差しかゆいからといって引っ掻いたり触ったりしてしまうと、悪化したり、跡が残ってしまう場合があります。絶対お勧めしません。
✅他にもいろいろ
紫外線、肌の不衛生な状態、高温のお風呂に入る・・・などは、かゆみを増幅させる可能性があります。気をつけてくださいね
かゆみを我慢するのって本当にツライですよね。。。
でも掻いて良いことは一つもありません
上に書いたようなことを参考に、
まずは少しでもかゆみが取れるといいですね。
本日はこの辺で
お読みいただきありがとうございます
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🌹ニキビ博士・片柳ちひろ🌹
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。
【専門分野・得意分野】
⚫︎ニキビ改善
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