炎症を抑える成分とその作用
ニキビ改善に必要なのは大きく下記の通りです
☑️皮脂分泌を過剰に分泌させない
☑️毛穴を詰まらせない
☑️アクネ菌を増やさせない
☑️炎症を抑える
☑️悪玉菌を増やさせない
あくまで肌診をした上ですが、
一番最初に取り掛かった方がいいのは、
炎症を抑える
です。
多くの場合、
”ニキビ肌=敏感肌(状態)”
と考えると、この敏感肌(状態)を落ち着かせることで、
ニキビ自体が治まったり、ニキビ自体ができづらくなります。
炎症を抑える方法として、
✔️炎症を抑える成分を使ってケアメニューをつくる
✔️炎症を誘発する因子を外す
の2つがありますが、
本日は、「✔️炎症を抑える成分を使ってケアメニューをつくる」について説明します。
炎症を抑える(それに付随する)成分とその作用をご紹介します
消炎作用・・・炎症をしずめる
収れん作用・・・毛穴を一時的に引き締めて、汗や皮脂の過剰分泌を抑制する作用
抗炎症作用・・・炎症を抑える
鎮静作用・・・鎮静化させる
消炎作用と抗炎症作用は、
過剰な炎症を抑える、という意味で使われます。
また、「炎症に対して」効果があるわけではありませんが、菌に対しての作用
抗菌作用・・・菌を増殖を抑える
などがあります。
では、成分と作用を一覧です。
最近のヨーロッパにおける傾向は、植物エキスが単独(一種類)で使用されることよりも、2−6種前後の植物エキスの組み合わせによる複合エキスとして使用されることが多くなりました。
🔘相乗効果が現れる植物はこちら
✅ニキビの化膿防止(抗脂漏作用)
オドリコ草、ゴボウ、カミツレ、アルニカ、松の木、キヅタ、ニンニク、オランダカラシ
✅脂性肌の抗脂漏作用、ニキビ、湿疹防止
レモン、ゴボウ、サルビア、サボンソウ、オランダカラシ、キヅタ
炎症を抑えるケアをする場合、
これらの化粧品成分をうまく活用してメニューづくりすることをオススメします。
きちんと使う商材の成分や作用を押さえることで、
効率的に早く炎症を抑えていけます
ぜひ参考にしてください
まとめ
炎症を抑える化粧品成分は色々ある
成分・作用を知ってケアメニューをつくることで、最短で最高の結果へ導ける
ニキビ博士・片柳ちひろ
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。