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炎症を誘発するのでしない方がいいホームケア

ニキビ博士片柳です。

ニキビのお客様の肌に”赤みが出ている時”に行わない方が良いケアをご紹介します。

まず、赤みの定義ですが、
炎症、毛細血管の拡張、皮膚が薄い(バリア機能が低い)です。
これらの時に避けた方が良いケアを、
🔘サロンケア
🔘ホームケア(お客様にしていただくこと)
で分けて解説します。


まずはホームケア

また、以下はホームケア、お客様と共有して、炎症を抑えるために、”お客様に守っていただきたい」項目です。


✅刺激を与えない
刺激は炎症を誘発します。刺激というと、故意に与えるイメージですが、実は違って、普段の生活にたくさん刺激が潜んでいます。
⭕️外的刺激
紫外線・手で触れる、タオルで拭く、洗顔等の摩擦・刺激の強い化粧品・温度や湿度の変化・汗・ほこり・ダニ・金属・衣服、マスクなど
⭕️内的刺激
ストレス・乾燥・心理的疲労・睡眠不足・栄養の偏り・暴飲暴食・生理・妊娠・更年期障害・フローラジカル(活性酸素)・体調不良など

✅通気性を持たせる
最近は、コロナの影響でマスクをしている方も多いと思いますが、実は赤みは密閉状態では悪化しやすくなります。できるだけ通気性をよくして、パック等もサランラップを使うような密閉状態を作るパックは避けてください。

✅軽く冷やす
赤みが出ているときは、湿度・温度が上がっている場合が多いです。それによって赤みが出て、ニキビへとつながっていくため、”冷やす”という行為は湿度・温度を落ち着かせるために効果的です。冷たい水で濡らしたタオルで軽く押さえる・・・などからで大丈夫なので試してみてください。また、押さえると言っても、決して強く押し付けない。また、タオルを肌上で縦や横への動きをさせてしまうと、摩擦を起こしますので、「軽く、そっと置く」くらいのイメージがいいと思います。

✅顔を洗うときはぬるま湯より少し低い温度で(低すぎるのも❌)
”軽く冷やす”のと原理は似ています。肌が活性されて湿度温度が上がっている状態なので、そこに温かいお湯、ましてや熱いお湯で顔を洗うと、活性が増します。少し低い温度のお湯で洗顔してみてください。


✅保湿強化
ニキビや赤くなった肌は敏感な状態になっています。その部分に保湿をしてあげて、柔らかい状態にすることで、刺激に対する感受性は下がります。ただし、油分は少なめにしてください。高湿度高温度になる場所に油分を塗ると、皮脂分泌が過剰になった時にその油分が毛穴を詰まらせる原因になります。また、保湿することで肌を柔らかくするのも大切です。

✅活性させない
温泉・サウナ等に入る、急な温度変化(寒い外から室温が高い場所へ等)、お酒を過剰に飲む、過剰に顔周りのマッサージを受ける、美顔器等々、日常に”活性”って意外と潜んでいます。そう言った活性そのものがダメなわけではありませんが、赤みが出ているときは、赤みを誘発させますので、お気をつけください。

✅肌に触れるものは柔らかいものを
タオルやマスクなどなど、肌に触れるものは全て柔らかいものをセレクトすることをオススメします。やはり、肌に当たるものが硬いと、肌への刺激は強くなります。できる限り柔らかいものを選んでくださいね。

以上です。
ニキビ博士・片柳ちひろ

顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。

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