ニキビと間違えやすい肌トラブル

ニキビ博士の片柳です。

ニキビに似ているけれど、ニキビではないもの。が実はたくさんあります。
下記のような症状の時、エステティックの範疇ではありませんので、病院へ行くことをオススメします。

✔️マラセチア毛包炎
✔️毛孔性角化症（もうこうせいかくかしょう）
✔️毛包虫性ざ瘡
✔️あせも（汗疹）
✔️蕁麻疹（じんましん）
✔️湿疹や皮膚炎
✔️脂漏性皮膚炎
✔️ステロイド湿疹
✔️口唇）ヘルペス
✔️真菌（カビ）皮膚炎
✔️稗粒腫（はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ）
✔️接触皮膚炎
✔️皮脂欠乏性湿疹
✔️酒さ
✔️アトピー性皮膚炎
✔️光線過敏症
✔️帯状疱疹

一つずつ解説します。

⭕️マラセチア毛包炎
ニキビに似ているので、間違えやすいのがマラセチア菌が原因でできるマラセチア毛包炎。丘疹の大きさや色調は均一な印象。癜風 （でんぷう） とも言います。 原因となるマラセチア菌は人の皮膚に広く存在し、さまざまな状況が合わさるとマラセチア毛包炎を発症します。 胸ニキビや背中ニキビなど、顔以外の部位に吹き出物が目立つ場合は、多くはマラセチア菌によるものです。

⭕️毛孔性角化症（もうこうせいかくかしょう）
苔癬とも呼ばれます。
毛穴に角質がたまり、盛り上がってブツブツが生じるのが特徴です。特に炎症を起こすようなことはありません。遺伝が関与していると言われています。

⭕️毛包虫性ざ瘡・・・顔ダニが原因。ニキビ（尋常性ざ瘡）に比べると赤みは少なく、中年男女の口周囲によくみられる。

長くなるので、続きは次回書きます。

お読みいただきありがとうございます。

ニキビ博士・片柳ちひろ

顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。