脂漏性皮膚炎
ニキビ博士片柳です。
通常のニキビは、尋常性ざ瘡と診断されますが、見分けが難しいものもたくさんあります。
本日はニキビではない特殊な病変・脂漏性皮膚炎をご紹介します。
🔴脂漏性皮膚炎
頭皮を中心にみられる慢性の皮膚炎・湿疹です。ただ、頭皮だけでなく鼻や頬、耳の中や後ろなど皮脂の分泌が活発な場所に出ることが多く、時には胸や背中の中心にもできる人もいます。かゆみはあることもないこともあります。頭皮からフケがポロポロ、鼻や頬に赤い発疹が出ます。女性よりは男性に多く、生後3ヶ月未満の乳児と、思春期以降40歳くらいに発症のピークで、乳児は細菌感染などが無ければ自然に一年くらいで治りますが、成人型は発症すると慢性的だったり、再発もするので気をつければいけません。
クリニックで処方される薬の代表格はステロイドの塗り薬です。ステロイドの塗り薬は効果の強さで5段階分けられます。(5が最も強く1が弱い)
5:デルモベート・ダイアコート・ジフラールなど
4:フルメタ・アンテベート・リンデロンDP・トプシムなど
3:メサデルム・ボアラ・アドコルチン・フルコート・リンデロンV・プロマデルムなど
2:リドメックス・レダコート・ロコイド・キンダベートなど
1:プレドニゾロン・コルテスなど
これらはお医者さんや薬剤師さんなどの専門家の管理で処方される医療用医薬品です。ドラックストアで売っているものは成分の弱いものに限られています。
また、脂漏性皮膚炎になったときにお客様ができることは以下のようなことです。
🔵食生活の見直し
脂っこい食事を続けてとると、皮脂の分泌量が増え、菌の増殖しやすくなります。控えることをおすすめします。
🔵ビタミンの摂取
ビタミンB2、B6とビタミンCは、皮脂コントロールや皮膚の代謝を改善し、回復への手助けをしてくれます。
🔵刺激を与えない
スキンケア等で刺激になると、皮膚炎を誘発します。刺激をできるだけ与えないことをオススメします。
🔵洗髪に気をつける
シャンプーやコンディショナーが菌を助長することがあります。刺激の少ないシャンプーを使い、爪を立てないようにし、指の腹で頭皮をそっとなでるように洗います。シャンプーの洗い残しがないように、よく洗い流しましょう
🔵紫外線に気をつける
紫外線は、皮膚のダメージを促進します。紫外線の強い季節は、ただし、帽子は風通しがよく、むれにくいものを選ぶことが大切です。
🔵睡眠をしっかりとる
睡眠不足も、皮膚の抵抗力を低下させる要因です。夜更かしはやめましょう。
ぜひお客様にお伝えしてみてください。
本日はここまで
ニキビ改善をされたい方のための”ニキビの治し方をまとめたページ”もありますのでそちらもご覧ください⏬
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🌹ニキビ博士・片柳ちひろ🌹
顧問医師提携クリニカルサロンミュー代表
INFA国際ライセンスゴールドマスター取得
スキンフィットネスカウンセラー取得
2019年に世界へ伝えたいエステティシャン20人にも選ばれる。
【専門分野・得意分野】
⚫︎ニキビ改善
【運用Web.SNS】
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