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tonhitonooya
妊娠〜出産まで
出産1ヶ月前ぐらいまではアルバイトを順調に続けていたが、実は妊娠したての頃はつわりがひどくて働くことができないほどだった。
ほとんど固形物は食べられなくて飲み物しか飲めず、気がついたら7キロほど痩せていた。
産院では何も言われなかったので、そんなものか…?とか疑問に思ってはいたが、つわりが終わったころ、食欲も体重もすぐ元に戻ったので、やはり心配することはなかったのだと思った。
楽しく働きながら過ごした妊娠生活も、いよいよ出産が近付いてきたころ。
予定日にまだまだ生まれそうになかったため、沢山外を散歩していた。
ちょうど家の近くにあった海沿いに咲く桜がきれいで、なんだか穏やかであたたかい日だった。
そして予定日を2日すぎたころ、やっと陣痛がきた。
旦那さんがちょうど一緒にいたので、準備をしてもらったり心配してもらったりしながら陣痛タクシーで産院へ。
夜だったがすぐ入院となり、出産までは、まるで教科書どおりで約12時間ほどかかった。
子どもが産まれたとき、涙が勝手に出てきた。
おさるさんみたいなしわくちゃな顔だけど、ものすごく愛おしく可愛くみえた。
産後すぐ、いちばんしんどかったのは排尿だった。
縫ってもらってはいたものの、裂傷した部分がしみてしみてこれがいちばんつらかった。
次にしんどかったのは、授乳。
胸はカチカチに張っていたが、飲ませるのが難しいし飲ませることができても摩擦で乳首が切れたりして、すごく痛かった。泣
そしてなんといっても睡眠不足がしんどかった。
でも退院後、家で子どもが寝ていても、あまりにも可愛く感じてほっぺをつんつんしたりしてたら起きてしまうなどして、私は自分で自分の睡眠時間を削るような行為をしていた。愚かだったな…。
そんなこんなで出産は無事に終わり、実家で少しお世話になることになった。