ブログを始めたきっかけ2つ     ①心理学の必修科目化        ②パラスポーツの普及        それぞれの相乗効果 (その2)

②パラスポーツの普及
皆さんはパラスポーツを生で見た事がありますか?
私がはじめてパラスポーツを生で見たのは、車いすバスケットボールでした。当時、社会人看護学生だった私は、偶然、車いすバスケの試合が千駄ヶ谷体育館で行われるのを知りました。
私は学生時代は陸上部に所属しており、猪突猛進専門(笑)
球技が本当に下手くそでした。
走るのは男子より比較的早かったので、自分で察し、ゴールまでの繋ぎ役に徹しました(笑)
だから、球技への憧れと尊敬の眼差しが半端ないです(笑)
”球技というだけで難しいのに、車いすを操りながらって、どうやったらできるんだろう?”
会場の入り口を入る瞬間は、未知の扉を開ける瞬間のようで、
とても胸が高鳴り、瞳は期待で潤んでました。

試合会場に着くや否や、車いすに乗った選手たちがボールをすごい勢いで追いかけ、私のそばで”バタン”と音を立てて倒れました!
到着早々ルールをよく知らない私は”車いすの方が倒れちゃった!大変だ!手伝ってあげた方が良いのかな?試合中だしどうしよう~、、”とオロオロしているのも露知らず、コンマ数秒で起き上がり、彼らはすぐに試合を続けていました。

試合のスピード感、想像を遥かに超えた起き上がるスピード感、選手たちの必死な形相に圧倒され、しばらく呆然と試合を眺めていました。
試合を見ながら、彼らは今日までのいつかの過去に、おそらく様々な理由で車いす生活となり、葛藤もあったのかもしれない。。
そういう感情を乗り越えて、今、周囲を寸時も気にも留めず、瞬時に起き上がって試合を続けられるようになっているんだろう。。
と思うと、私の会場に入る前からの高揚感はさらに高まり、
私の瞳は期待の潤みに敬意が上乗せされ、知らぬ間に涙で洪水になりかけ、必死で堪えるも、残念ながら堪えきれませんでした。。(笑)
1人で泣いてて完全にヤバいやつと思われる!という危機感で、観客席の上の1番端に座りハンカチで隠し咳をしているフリをしていました(笑)

今でも彼らの顔とスピード感を思い出すと、胸が熱くなります。
「彼らのエネルギーはすごい!!
彼らのエネルギーはきっと、日本を、社会を元気に出来る!!」
そう確信しました!

看護学校へ社会人入学した私は、それまでも病院での勤務をしていて、
”そういえば、病院でパラスポーツのポスターって自分の病院以外でも、あんまり見掛けない気がするな...、もっと身近に認知してもらえたら、例えば、新たに車いす生活になる事になった人、病院生活後に楽しみや生きがいを見いだせない人、体は元気だけど心が元気じゃない人などに、前向きな彼らの溢れ出るエネルギーを感じてもらえるんじゃないだろうか!?”

もっと認知をしてもらえれば、彼らや社会全体の生活環境もより良くなるかもしれないし、社会も明るく前向きになれる!
まさに相乗効果ではあ~りませんか!!(笑)
そう思いませんか!?(笑)

障がいではなく”個性”と捉える意識が広まる。
→いじめとなる違いの対象も”個性”と捉える意識が広まる。
→互いを尊重しようという意識が広まる。
→誰もが住みやすい社会となる

そのためには、皆さんのお力とお知恵が必要です。
まずは、1人でも多くの共感頂ける方が増えると嬉しいです!

次回は医学部の学費補助制度が出来たら嬉しいな、について記事にする予定です。
よろしくお願いいたします。(^^)♬~




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