揺れる
夏真っ盛り。こう毎日暑いとさすがにこたえます。夫も私も安定の故障中につき、朝夕の涼しい時間に畑に立ち、暑い時間帯は隠れています。
この時期、毎年どうしても故障してしまう私たち。体力がないということもあるのでしょうけど、やはり作業量が多い。6月以降はずっと草管理、果菜類の整枝や誘引、収穫も始まりてんやわんやです。
今年の私は背中が固まってしまい、どの姿勢でも痛くて眠れぬ辛い夜を越え、ようやく眠れるように。まだ少し痛みが残るけれど、だいぶ楽になりました。
草管理の作業を軽くするべく、来年からビニールマルチを使うかどうかについて、夫婦で話し合いが続いてます。
畑を始めたときは使っていたビニールマルチ。とても便利なものだけれど、どうしてもはがすときに土中に残ってしまうビニールが気になる。プラスチックごみが出るのも気になる。というので夫婦で話し合って使うのをやめて数年経ちます。
おかげで畑のビジュアルはとても自然で気持ちよい。だけどその分、草管理の面積が増える。大体毎年この時期あたりに体を壊して作業が遅れ、草に飲まれていく、というここ数年の流れ。
今年は草マルチもやってみてるのですが、草マルチの作業もなかなか時間と体力を消耗し、思うようにできておらず。
栽培面積を減らすか(=農業以外の方法でお金を得るか)ビニールマルチを使うのか、はたまたまったく別の打開策があるのか。日々汗と土にまみれながら、思考は右往左往。
人間の浅はかな思考を尻目に、野菜たちは調子よく育ってくれてます。
作業が遅れに遅れ、草をかき分けながら整枝と誘引進行中の中玉トマトも気づけば収穫時期を迎えてました。
草にのまれる野菜たちに毎年焦るばかりだったけれど、今年、気持ちはちょっと落ち着いている。草の中でうまく育てない野菜もいるけれど、草の中でも立派に育っているものも。草の種類の違い、土壌の違い、野菜自体の自力の違いなんかで変わってくるのだろう。今年は草の中でも元気な野菜が多くてとても助かります。