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夏に開催される学生メインの大会について~高校選手権・総文祭編~

2023年7月。
今年も無事に「小倉百人一首競技かるた 第45回全国高等学校選手権大会」が開催されました。

近江勧学館にて

大きな盛り上がりをみせた高校選手権。
『ちはやふる』(©末次由紀/講談社)の世界でも大きなドラマが数多く生まれ、憧れや目標の大会であったり、熱戦を楽しみに応援される方も多かったりするのではないでしょうか。

そして、本日8月2日からは鹿児島県にて「第47回 全国高等学校総合文化祭」の小倉百人一首かるた部門が開催されています。

学生がメインとなる団体戦・大会が多く開催される夏。
今回から、それぞれの大会の特徴をご紹介していきたいと思います。


小倉百人一首競技かるた 全国高等学校選手権大会(団体戦・個人戦)

近江神宮

呼称:高校選手権、かるた甲子園
開催地:近江勧学館(滋賀県)
団体戦の特徴:
1人対1人の対戦が5組並んで行われる。3名以上が勝ったチームの勝利となる。登録選手は8名まで。※学年優先・段位優先など将順は学校によって様々。
代表校による高校日本一を決める大会。
各都道府県内で学校単位がチームとなり予選が行われる。予選参加校が一定数以上の都道府県からは、2校が近江勧学館での本戦へと進める。第44回大会にて初めて47都道府県から代表校が揃う。

大会はトーナメント制。

~2023年の情報~

《開催》
7月21日(金)組み合せ抽選・開会式
22日(土)団体戦
23日(日)個人戦
《予選参加校総数》399校
《本選出場》47都道府県59校
《団体戦結果》
優勝🥇   東京都代表  関東第一高等学校(初優勝)
準優勝🥈  神奈川県代表 横浜平沼高等学校
3位🥉   埼玉県代表  浦和明の星女子高等学校
4位✨   福岡県代表  福岡高等学校

YouTube配信アーカイブ
第45回 全国高等学校 かるた選手権大会 組み合せ抽選・開会式

【メイン・解説あり】第45回 全国高等学校 かるた選手権大会(団体戦)[準決勝から決勝まで]

【サブ】第45回 全国高等学校 かるた選手権大会(団体戦)[準決勝から3位決定戦まで]



全国高等学校総合文化祭 小倉百人一首かるた部門 (団体戦・読手コンクール)

2023年 かごしま総文

呼称:総文祭、高文祭、○○(開催地)総文
開催地:毎年開催都道府県が変わる。2023年は鹿児島県
特徴:
総文祭とは…芸術文化活動の発表を行う高校生の文化の祭典。(文化庁HPより引用)
「演劇」「合唱」「写真」「吟詠剣詩舞」「小倉百人一首かるた」など、さまざまな文化系の部門がある。総文祭としては約1週間にわたって開催され、部門により開催日が異なる。
開会行事として、パレードや国際交流が行われるのも特徴。
また、部門内での生徒間の交流会イベントが行われるのも特徴の1つ。

小倉百人一首かるた部門
◎競技の部
1人対1人の対戦が5組並んで行われる団体戦。3名以上が勝ったチームの勝利となる。登録選手は8名まで。

各都道府県内で個人選出の予選が行われ(段位優先のシードなどもあり)、都道府県単位の代表チームとなって出場する。
(高校選手権の予選ではライバルとして戦った同都道府県内の選手が、総文祭ではチームメイトになることも)

大会当日の予選はリーグ戦3回戦。
決勝は16チームによるトーナメント制。

◎読手コンクールの部
事前審査により決定した優秀読手3名が、予選リーグの3試合でそれぞれ読手を務め、その審査結果により最優秀読手が1名選出される。
最優秀読手は決勝トーナメント1回戦と決勝戦の読手を務める。

~2023年の情報~

《開催》
総文祭:7月29日(土)~8月4日(金)
小倉百人一首かるた部門:
8月2日(水)開会式・交流会・抽選
3日(木)予選リーグ(読手コンクール:最終審査)
4日(金)決勝トーナメント

《本戦出場》47都道府県
《読手コンクールの部出場》
福島県立安積黎明高等学校・埼玉県立浦和第一女子高等学校


競技の部・読手コンクールの部ともに、結果がどうなるのか楽しみですね!

なお、かごしま総文に当基金も協賛をしており、会場にてチャリティグッズの販売も行います。
売上は、必要経費を除いてすべてを競技かるたの普及振興に使用させていただきます。


夏の学生かるた大会紹介、次回のnoteに続きます。
出場選手のみなさま、応援されるみなさま、運営役員のみなさま、大会に関わるすべての方にとって素敵な夏になりますように。





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