潜在意識の(思い込み=スキーマの事)②
こんにちは
不登校、子どものことカウンセラーのchihayaです。
「スキーマ」という言葉は、
様々な分野で使われていて、
構造、輪郭などの意味があります。
心理学では、
スキーマ(考え方の基盤のよる強い思い込み)というのがあります。
(スキーマ療法入門:伊藤絵美著:すべては変えられる:鈴木清和著参考)
以前は、認知行動療法が用いられていましたが、
(行動と共に、意識を健全な分野へ向かせて緩和させる療法)
それに代わる、スキーマ療法が生まれました。
(スキーマ療法:子ども時代に起きた思い込み、
または、大きなショックなどの問題にあてる場合が多い)
そのほかに、ゲシュタルト療法(2つの椅子を用いて行います)
交流分析など知識など、手法、療法も数々あります。
それぞれによって、アプローチの方法が違ってきますので
その方の状態により療法を用いたり、心の調整などに
活用しています。
そして、心の奥の思い込みは、特に人生の早期(子ども時代)に
形成される場合が多く、そのまま保持していくと、
大人になるにつれ、不適応(生きづらさ、苦しさ、緊張など)さを
感じる場合が多くなっていきます。
潜在意識(心の奥の思い込み)の不適応さには、
「物事の捉え方、考え方のパターン」があり、
そこに焦点をあてて解消する療法です。
【心の動き(わかっちゃいるけどやめられない】
・例えば、自滅的なスキーマ(思い込み)であっても、
ご自身に安心感、予測可能感を与えるスキーマ(思い込み)は、
いっけん、相対するのですが、同一に感じる感覚の中心にあります。
イヤだと思っていても、
どこか、安心感が存在したりしているのです。
たとえ、自滅的なスキーマ(思い込み)が存在しても、
自身は、手放すことにすごく抵抗感を感じてしまう無意識が
存在しています。
(たとえ、自滅的なスキーマ(思い込み)でさえ、慣れ親しんでいると
手放すことが怖い:矛盾)が存在します。
表面的には、そんなに意識として浮上はしていませんが、
なぜか、自滅的なスキーマな現実が起こりやすい場合もあります。
つづく・・・