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【シニア】80代、90代って、、、伝わらなくても、伝えてみた☆

親が高齢になりにつれ、成人お子さまが、何かと出番があるようになります。

そして、成人お子さま自身も、ご家族があり子育て中であったり、
サラリーマンの仕事で多忙であったり、遠方で関わる機会が限りなく少ない、

今は、近隣でもシニアの親へ関わる回数も少ないという関わり方の事情もあり、さまざまだと思います。

現在70代の世代のお方、または70歳以下のお方の親御さまでしたら、
時代が変化していた際の現在のシニアの事情を把握しているので、
「施設(自由に出入り可能な住まい、看護師、ヘルパー、医師とも連携で安心な住まい)」を理解されていると思います。


年齢が80代、90代になられるシニア親ですと、
いろんな事柄に抵抗感を感じる場合、想像の偏見があるようです。
(シニア高齢に会話すると、このような回答を多く耳にします。)

・施設・・・あんな所は行くものじゃない。うばすて山だ(これ、90代が言われます。)

・(シニアの)リハビリ施設・・私は行かない!
・整骨院、マッサージは、行ってもいい。

(成人子どもは心配で、お茶菓子食べて、入浴して帰ったらいいじゃない?)
・ディサービス・・・そんなところ、行かなくていい、そんな年寄りが集まるところ!(シニアなのですが、そのような目線です)


自宅にいたとしても、『改善ケア』が心がけようと思われる方はよいのですが、
(改善ケア・・絵を描く、1フレーズ日記をつける、文字の練習、食事作りを心がける、電話で会話する、掃除、洗濯がリハビリだったり、、、など)


それが、年齢と共に、だんだん億劫になってきます。
あえて、連れ出さないと動かない場合もあります。

お家でTVばかりみると、ニュースはいい話ではないので、
心が悲しい方へ傾きがちを毎日みているので、心もダウンしがち。

ニュースの情報の会話をしたり、記憶するため、楽しい記憶よりも、
不快な記憶が残ってしまいます。

そうすると、心模様が悲観的な発想と思い方になりやすいので、

なるべく、「楽しかった思い出」の記憶をひっぱりだす会話、
または、書き出す練習がシニア親ができたらいいなと思ったりしています。


今回、私もシニア親と関わる際に、いつもは流したり、
なにか不具合があっても、何も言わずに対処していました。
が、今回は、拗ねる言葉を放ってくるので、呆れてしまい、
シニア両親の言った親、パートナーの親にもいきさつを話すことに。

なかなか、物忘れ、同じことを何度もいったり、
(要る、いらない)に対して、返答を「いらない」というと、
拗ねるような言葉「(シニア親)私が言うからいらないんだろう」を放ったりし始めること。

それを言った後に、

「ほかの他人も大事だけど、
じぶんの親がやっぱり大切と思っているから、掃除や食事作ったりするんじゃないの!」

と、伝えることに。

拗ねる言葉を言い放つクセのあるシニアの親に、
記憶に残るかどうかはわからないけれど、伝えてみることにしてみました。

ネガティブな思いは、重いですから、記憶に残りやすい、
そして、そのように連想をはじめると、マイナスな方向へ連想しやすいもの。

そのクセがあっても、改善は本来できるもの、
楽しい記憶を集めて、思い出すことで、「楽しいことがあった!」と
思うだけでも、気分が変わり始めます。

年齢関係なく、この部分は、心理学でもいわれていること。
現実ではなく、「心のおもい方」で変化できるんです。

シニア親の心のクセがありますが、
会話の中で、楽しい思い出話をスポット的にしてみる、

しかし、その思い出を忘れている場合があるので、写真、動画などを
撮ってあげて、後で見なおすのもよいでしょう。


シニア親の関わり、介護、サポートは、ご理解のあるシニア親なら
まだよいですが、

80代90代の親御さまは、まだ古い感性で捉えてしまいがちなので、
成人子どもの方は、サポートが難儀かと思われます。

都会、田舎の地域性でも、シニア介護の捉え方が違うようです。

九州は田舎の地域性の考えで思う方、80代、90代多いかと思われます。