![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44273309/rectangle_large_type_2_6e92bc054ba816e55dee746fac91c4fd.jpg?width=1200)
どうせなら、全国大会目指しちゃいませんか? 元放送部顧問の独り言#4
運動部は厳しいんですよね。
全国大会目指すには。
でも、サッカーのコーチだって、データで勝負しているし。
選手の能力もあるけどね。
やりようによっては、全国大会に行ける。
でも、そんなに効率よく全国大会に行ける部活はないでしょう。
ただ、放送部に関しては行けます!
もちろん、きちんと作っていけば、です。
場合によっては、きちんと作っていなくても、です。
全国大会はNHK杯は東京の渋谷で、秋の高文連の大会に続く全国大会は毎年会場が変わります。
だから、色々な全国の場所に行けるというのがメリットです。
だいたい、全国大会行けることになりました! って言ったら、旅費はなんとかしてくれます。
事務の方たちの大いなる頑張りによってがとても大きいですが。
なんともならん!
って場合でも、なんとか行けます。
今まで自費でしか行けませんってところを見たことがありません。
だって全国大会に行くっていうのは、その学校の売りになります。
宣伝しなくても、宣伝になるんです。
新聞に載るし。
いや、運動部と一緒で、積み重ねが大事なんでしょ?
いやいや、ムリだし。
っと諦めないでください。
一発で全国大会行けることも稀ではないですから。
そのくらい、チャンスがあるのが放送コンテストの、放送部のメリットです。
デメリットは……。
あんまり見当たらない。
あー、放送部員は学校行事の時によく借り出されます。
そして、無償で仕事をやるにも関わらず、ミスをすると、めっちゃダメ出しされる。
だって、卒業式の泣ける場面にめっちゃ明るい曲かけちゃったら、あー、やらかしちゃったよ。って雰囲気になりますよね。
そういうことです。
放送部でのデメリットってそういうところじゃないですかね?
でも、謝るのは顧問の先生だし。
怒られても、いいんです。
学校って失敗してなんぼだから。
そう思っていない先生の話は軽く流しておきましょう。
放送部に入っても、別に喋りたくなければ喋らなくてもいいし。
絵を描ける人なんてサイコーに重宝されるし。
パソコンに精通している人がいればもっと重宝されるし。
いや、喋りが上手くなるなんて、毎日練習してたらいやでも滑舌良くなるし。
上手くならない人はちゃんとやらない人か、ちゃんとやっているように見せるのが上手い人。
本当に喋りたくないし、ムリ! って言うなら他の役割に回っちゃえばいいんだし。
全国大会に行くと、まず東京に行けます。
遠い地域だと嬉しさ倍増ですよね。
東京の人だって全国大会で国立オリンピック記念青少年総合センターに行けるのは、嬉しいでしょう。
ただ、昨年と今年はちょっと違う会場になるのかな?
そして、全国大会には色々な交流ができます。
色々な作品が見られます。
その年に作られてきた作品を。
過去作品のDVDを配っている学校もあります。
そこから仲良くなるというのも手だし。
なんででしょうね。
ちょっと引っ込み思案気味の人でも全国大会に行くと、人が変わります。
自信につながるんでしょうね。
私は、高校生の顧問の時はだいたいお留守番です。
副顧問が多かったから。
今まで、お留守番をしていた時は、帰ってきた生徒たちがものすごく成長して帰って来るのを目の当たりにしてました。
なんでかな?
何が起きてるんだ? 全国大会で!
そう思っていた時に一回だけ行くことができました。
すんごい人の数。
でも、みんな、みんな放送コンテストに精一杯な人たち。
高校時代の貴重な時間をその作品にかけてきた人たち。
そんな人だかりに圧倒されました。
高校生、すげー!
初めて思った。
そんな、貴重な作品の山たち。
それが見られる場所です。
今まで見る側だった人たちが、今度は作る側にまわる。
やったことないはみんな一緒。
そこから、あーでもない、こーでもないして作品が作られていったんだろうなと想像するに容易い。
そして、プロ顔負けの作品を作ってくる学校がこれまた多いこと多いこと。
えー、そんな。ムリだし。
そう思っちゃいますよね。
でも、そんなことないです。
私は中学生にテレビとラジオの作品指導をしたことがありましたが、あっという間に撮影ができるようになるし。
編集もできるようになります。
中学生だって、結構いいもの作るんですよ。
もし、あなたが高校生だったとしたら、もっといいもの作れますよ?
ただ、これだけは守ってください。
「いや、ムリだし」
この言葉を簡単に言うのをやめましょう。
物理的にどうなってもムリだとしても、この言葉を容易く吐き出すのをやめましょう。
私が出会った放送部員ではない高校生は簡単にこの言葉を言ってしまう人が多かった。
でも、やってみないとわからないことって多いんですよね。実際。
「ムリだし」って言っちゃえば、楽なんですよね、しょーじき。
でも、この言葉を乗り越えていった人が全国大会に集まっているんです。
「いや、ムリだし」を「うーん、ま、やってみるか」に。
変えてみてください。
まずは言葉を変えるだけ。
それだけなら簡単じゃないですかね?
そこから大会に勝ち進んでいく最初の一歩ですよ。
いいなと思ったら応援しよう!
![さいごちはる/映像制作/2022年大学院卒](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28063483/profile_03ad3488bda888794bc0d01fb3785140.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)