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トロントで編集記者に初挑戦してみた話/自分の「何とかしたい」をカタチに。
9月上旬にトロントから帰国しました
1人だけ真夜中の企画メシでしたが、ようやくお昼の企画メシに参加することができます。
(はー、とても嬉しいっ!)
そして、noteを書きたい、書くぞ!と思っていたのですが、帰国後に疲れがどっと出てしまい、しばらくは、お家でじっとしていました。
前々回、「何とかしたいの企画」の講義の中で、
自分の何とかしたいは、あなたの道しるべなのでは?
という阿部さんからの言葉があったと思います。
実は、企画メシに提出した企画とは別に、留学先で「ことばを通した企画」にチャレンジしていまして... とっくに期限は過ぎてしまっていますが、今回は、この経験も含めた事を書いていけたらと思います。
(順番が前後しちゃいましたね。ごめんなさい😅)
私は、大学を卒業し、社会人になるまでのギャップイヤーの1年を使って4ヶ月間、トロントへ留学をしていました。
「語学留学で終わらせたくない。」
「様々な人の信念や価値観に触れたい。」
そして、
「メディアを通して言葉で誰かの意思決定をポジティブにできたら。」
この「何とかしたい!」という思いをカタチにしたいと考えた私は、現地で生活情報を発信する出版メディアのインターン募集を見つけました。
それから、語学学校の先生にレジュメ(履歴書)を添削してもらって、なんとか英語でレジュメを作り、ダメ元で企業へ「えいっ!」と送ってみました。
その「えいっ!」が功を奏したのか、奇跡的に返信が返ってきてお会いする機会を頂き、たった1人のインターンシップ生として編集記者の活動が始まりました。
それから約3ヶ月間、様々な方面で活躍されている方にお会いし、取材をさせて頂きました。
初挑戦、かつ海外だったので、毎回緊張の連続
でしたが、本当にかけがえのない経験をさせてもらったなと思います。
ど素人が書いた作文ですが、感想やアドバイス等を頂きたいので、興味ある方はぜひ読んで頂けると嬉しいです。
【私が挑戦した企画たち】
・ファッション企画(7月号)
トロントのファッショニスタ34人に聞いた今季、流行る「ファッショントレンド予報」
https://torja.ca/toronto-fashion2022/
・HIROの部屋(7.8.9月号)
プロサッカー選手対談
「前編」https://torja.ca/hiro-room2207/
「中編」https://torja.ca/hiro-room2208/
「後編」https://torja.ca/hiro-room2209/
・Collision(8月号)
北米最大級のテックカンファレンス「Collision」
https://torja.ca/collision-2022/
・キャリア特集(9.10月号)
→「出世を遠回りしたことに、後悔はない」人間性もキャリアも超一流な人生の大先輩
https://torja.ca/canada-career-fukabori/
→「自分に忠実に一歩踏み出してみたらなるようになっていく。」ワンオペで育児をこなすキャリアウーマン
https://torja.ca/canada-career-iwaoka/
→若手キャリア編であと2人の方へ取材をしました。この記事は、10月号に掲載予定です。紙媒体、Web記事版、Web紙面版があり、「TORJA」で検索するとサイトに繋がります🙇♀️
【思い入れのある取材を紹介】
ファッション企画は、トロントの人がどんな価値観を持って服を選んでいるのか、人の思考や意思決定のプロセスに興味があったこと、そして英語で取材をする経験がしたいと思って実現した企画です。
約1週間、放課後に大型商業施設へ行って街頭インタビューをしました。
街ゆく人に声をかけて英語で取材交渉をするなかで、断られることもしばしばありました。どう言えば受け入れてもらえるのか、どうしたらもっと良い話を引き出せるのか毎回、試行錯誤を繰り返しながら取材をしていました。
取材したなかで感じたことは、ある程度の流行はあるものの、トロントの人は、自分が良いと思ったものを身につけているということです。
トロントの多様性がファッションにもあらわれていて、素敵だと思いました。
そして、キャリア特集は、私が是非、これをやりたいんです!!と編集長へお願いして実現した企画です。
来年から社会人になるため、人生の先輩にキャリアについて話を伺うことで、私自身、今後の道しるべにしたいという思いがありました。
この特集のなかで私は、ある方が私に言ってくださった「経験がすべてだと思う。」という言葉がとても心に残っています。
私自身、トロントへ来るまでは、自分で選んだギャップイヤーに対する不安や後ろめたさがありました。
周りが就職する中で自分はこの1年、何をしようと。
しかし、トロントへ来て、インターンシップを通して様々な方にお話をお伺いするなかで、「経験ほど尊く、価値のあるものはない。」と感じました。
ここでの経験も含め、その積み重ねや巡りあわせが半歩先の自分の未来を照らしてくれるのだと思います。
そして、
「大学を卒業して、すぐに働かなければいけない。」とか「周りの目がこうだから。」とか
そんな理由よりも、
「自分が何をやりたいのか、どうしたら楽しいのか。」
そこの嗅覚を頼りに自分に嘘を付かずに歩いて行くことが大切だと感じました。
人生の伏線回収っていうこと大ごとに聞こえるかもしれませんが、ここで経験させてもらったことが、いつか必ず活きてくる時がやってくると思います。
そう信じて、私はこれから内定式に向かいたいと思います。