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モントリオールへ part.3
Le Chalet (シャレー)でお泊り
モントリオール滞在後半はシャレーにお泊りしました。
フランス語でシャレーはログハウスのことを指します。湖畔に面した静かなエリアでとても贅沢な時間を過ごせました。
目的地まではモントリオール市内から車で1時間半ほど。
少し車を走らせるだけでも豊かな自然に行けるのはカナダならではの魅力ですね。
7人乗りのミニバンをレンタルしたんですが、大人6人、幼児1人+荷物で車内はギュウギュウでした。こういう大変な経験が後から振り返るといい思い出になったりするんだけどね。
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道中とくにこれと言って目新しいものはなかったんですが、バンクーバーと比べるとどこまでも平らでした。群馬出身なので遠くに山が見えると謎の安心感があるのですが、モントリオールはずーっと森が広がってて、これはこれで新鮮でした。
インテリア好き必見ルームツアー
さっそく目的地の宿に到着!
ウッド×ブラックのモダンなデザインでしかも新築でした。外観だけでもワクワクする。
さて、お待ちかねのルームツアー。1階〜3階まであって、1階にベッドルーム2部屋、バスルーム1部屋、2階にリビングダイニング、キッチン、ベッドルーム1部屋、バスルーム1部屋、3階にベッドルーム1部屋という作りでした。
リビングは吹き抜けで、大きな窓は湖に面していて、とても開放的で気持ちのいい空間でした。
お部屋一つひとつもゆったりとした作りで、設備も新しくこの空間に身を置くだけでもかなりリフレッシュできました。
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何もしない贅沢な休暇
周りにはな~んにもないので基本的には何もせずに、ただダラダラと過ごしただけですが、何もしない時間ほど贅沢な時間があるでしょうか。
家族みんなでご飯の支度をしたり、兄夫婦の子供と遊んだり、シャレー周辺を散歩してみたり、湖でボートを漕いだり、フリスビーしてみたり、何か派手なことをするわけではないけど、のんびりと時間が過ぎていって、それを家族みんなで共有するのが至福の時でした。
滞在中のご飯当番はローテーションだったのですが、私の番の時に日本食を作って欲しいとリクエストがあって、豚の生姜焼きと揚げ出し豆腐、きんぴらごぼうを作りました。(チョイスが渋い・・)
いや〜、日本の食材が思うように揃わない中で日本食作るの相当プレッシャーでした。
日本で食べていたあの味が再現できてない!って心の中で嘆き悲しんでいたんですが、みんな優しい(というか食べたことないので)ので美味しい美味しいといってキレイに平らげてくれました。
特に豚の生姜焼きのタレがお気に入りだったようで、なんとか口に合うものが作れて、ディナーを台無しにせずに済んでよかったと一安心。
個人的にはパートナーのお父さんが作ってくれたクロックムッシュがヒットでした。ベシャメルソースとチーズのハーモニーがわたしの胃袋をしっかり掴んでくれました。また食べたい。
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そんなこんなで4泊5日の滞在中は、とにかくよく食べ、よく喋り、自然に触れ、あっという間に過ぎていきました。
夏休みに何もせずダラーっと過ごしたの、冗談抜きで小・中学生ぶりなんではないかと。少し仕事はしてしまったけど、本当に食べる・寝る以外なにもしなかった。笑
あと、私は昔から親戚でも友人でも、他人とどこかに泊まりにいくのがあまり得意じゃなかったんですが、歳を取ってからは割とオープンになって、細かいことも気にしなくなり(それでもだいぶ気を遣ってる方ではあるのですが)こんな過ごし方も楽しめている自分がいることに気づくことができました。
それも温かく迎え入れてくれたパートナーとその家族のみんなのお陰でもあります。
こうやって自分とは違うバックグランドの人たちと、時間を共に過ごすと、その人達のライフスタイルがいい刺激になって、いいなと思ったことは自分の中に積極的に取り入れるようになってくる。
食べるもの、時間の使い方、会話の内容、着るもの、道具の使い方・・・などなど、新鮮なことばかり。
こういうことって長く一緒にいないと気づけないことだから、今回の滞在は休暇でもあったけど学びにもなったなと振り返ってみて感じました。
それでもやっぱり何もしないことにまだまだ罪悪感を感じてしまう自分がいるので(今回ちょろっとでも仕事してたの私だけ)、フランス人を見習って何もしないことを徹底して満喫できるように次の夏は訓練したいと思います。
最後に一枚の写真を紹介。
朝早起きして湖の様子を見に行ったら、水面から湯気が立ち上っていて、その湯気が朝日に照らされてとても幻想的でした。
少しだけ場所を変える。少しだけ活動する時間を変える。そのほんの少しだけの変化で世界は違う顔を見せてくれるな。って感じた朝でした。
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