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【移住を迷った理由】認知症の祖母と久々の再会

こんにちは、ちはるです。

お正月、皆さんはいかがお過ごしですか?

私は新年を迎えてから帰省し、実家でだらだらしつつ、年越しまでに間に合わなかった昨年の振り返りや、1年分の感謝ワークを無事終えました。

▼年末の振り返りは、こちらで教わった福元はるさんの振り返り法をもとに

▼noteつながりで知った白木夏子さんのセルフコーチング実践術も参考にさせてもらい

▼感謝ワークは五十嵐未知子さんに教わった方法で100個書けました♪


振り返ってみて、「2024年、自分でも信じられないくらいによく頑張ったな」ということと「私ってまわりの人にめちゃめちゃ愛されているな ♡」と感じることができました。


そんなほくほくした気持ちで迎えたお正月ですが、帰省の目的のひとつは、祖母に会うこと。

私の祖母は93歳で、認知症があり、施設に入所しています。

前回も面会するつもりで帰省したのですが、そのときは施設でコロナ陽性者が出ていて面会できず、今回は久しぶりに会うことができました。


認知症があるので、昔のことはよく覚えていても、最近のことは曖昧です。
さっき話したことを1分後にまた話している、という感じ。

私の顔と名前は認識していて、どこに住んでいるか(遠くからわざわざ会いに来てくれたんだなということは分かっていました)、どんな仕事をしているかは分かるし、その場での会話も成り立ちます。


でも、私と面会したことを、明日は覚えていると思うけれど、来週には忘れているかもしれません。

認知症もあるし、高齢の祖母ですから、もういつ何があっても不思議ではないと、覚悟しています。


次に会えるときには、私のことが分からなくなっているかもしれないけれど、例え忘れられても仕方ない。


ちょっとした風邪をこじらせて入院するかもしれないし、食事のときに何か喉に詰まらせて窒息することもあるかもしれないし、あるいは朝に施設のスタッフが部屋を訪ねたら、ベッドの中で呼吸が止まっているということもあるかもしれない。


「そういうこともあり得るだろうな」と思い、いつも祖母に会うときには「これが最後かもしれない」という気持ちをもっています。



私は昨年移住しましたが、移住を考えたときに迷った理由の一つが、家族のことでした。

祖母や両親の近くから離れることで、どうしても会える頻度は少なくなります。


両親も、祖母も、私のことをいちばんに考えて尊重してくれるので、「地元にいてほしい」とか「将来介護してほしい」とか、そういうことは一切言いませんよ。

それでもやっぱり、認知症の祖母や、まだ元気だけれど徐々に老いていく両親のそばを離れることには抵抗や心配がありました。


だから、私は移住し転職するにあたって、在宅勤務ができることにかなり重きを置いていました。

ケアマネとして、どうしても外回りをする必要はありますが、それ以外の事務作業や電話対応については、実家にいてもパソコンとスマホさえあれば仕事ができるようにしています。

そして、頻繁に帰省できるように、いざというときにいつでも帰れるようにという思いもあって、歩合で給料を増やしたり、副業で収入を増やしたりしています。



移住するにあたっては家族のことがネックでしたが、それでもできるだけ大事にしたいことを大切にできるようにしているんです。

移住だけではなくて、何かを選ぶときって、メリットとかいい面ばかりではなくて、デメリットとかその裏側も引き受けなければいけないことってあるはず。

そういうときに、「デメリットが嫌だから何も選ばない/何もしない」のではなくて、デメリットを小さくする方法を考えるとか、デメリットの捉え方を変えてみるとか、前向きに考えたいですね。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。



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