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インタビュー第1弾|ダメンズを追いかけていたエリィさんが産後鬱を乗り越えてママサポーターになるまで

おはようございます、ちはるです。

私は今、アメブロトップブロガーであり、現在は大手企業勤務を卒業して起業家として独立された、五十嵐花凛さんによるファンビジネス講座(略してファンビジ)に参加しています。

今の自分のままで、自分のファン【Fan】を増やしながら、楽しく【Fun】稼いでいこうというのがテーマの講座です


それぞれが自己理解を深め、自分のブランディングを考えて、商品設計に取り組んでいる段階なのですが、他のメンバーを見ていて思うのは

「この人もっとすごいのに、それが伝わっていなくて惜しい…」
「もう少しここを深掘りして整理したら、なんでその商品を提供するかというWHYが伝わるのに…」
ということ。


そこで、私の裏メニューとして、気になる人にインタビューをして、それを文章にまとめるということをやってみました。

スタエフのような音声だとリアルなインタビューになりますが、整理してまとめるという点と、見返しやすさという点では文字のほうがいいですよね。
(私も文字のほうが得意ですし。)


今日は、そのインタビューシリーズの第1弾。

ファンビジ内でも愛に溢れる癒しのオーラを放ち、いつでも笑顔であたたかく、包容力たっぷりなエリィさん。

▼エリィさんのブログはこちら

とっても引き出しが多くて興味の幅がとても広い(いろんなところに飛び込みがちな拡散型(笑))と言われているエリィさんに、ダメンズを追いかけて転々とした話、産後鬱で苦労したときのこと、今伝えたい思いについてインタビューさせていただきました。

その前編をお届けします。



―エリィさんは、学生時代、工学部だったんですね。女性では珍しいように思います。なぜ工学部を選んだのですか?理系科目が得意だったから?

確かに工学部で女性は少数派でした。でも工学部の中でも化学だったので、女性もいましたよ。
実は、元々英語が好きで、英語の学部に進んで通訳になりたいという思いがあったんです。
でも、英語で大学を出ただけでは就職に苦労すると聞いて、理系ならつぶしがきくというか、就職にも有利かなと思って化学の道に進んだんです。


―大学ではどんな研究をされていたんですか?工学部というと難しい研究をしていそうなイメージです。

他の人は細菌の研究をしたりしている中で、私はじゃがいもの病気を調べていました(笑)


―じゃがいもの病気を?意外です。どういう経緯だったんですか?

工学部に進んだ後も、通訳になる夢を諦めきれなくて、一度本気で頑張ってみようと思ったんです。それで、1年間大学を休学して、カナダへ留学しました。
指導が厳しい語学学校を選んで、TOEICも580点から860点まで上がりましたね。
ただ、そこで英語はたくさん勉強しましたが、現地で10年暮らすくらいじゃないと、通訳として通用するレベルにはならないと悟ったんです。
今は帰国子女も珍しくないですし、やっぱりネイティブとの差は大きくて、埋めるのは無理だと思いました。

留学から帰国したとき、研究室にイラン人の先生がいたんですよね。
私は「英語が喋れるから」という理由で、そのイラン人の先生が取り組んでいた、じゃがいもの病気を調べる研究をしていました(笑)


―英語はカナダですごく勉強されたのですね。本気で留学したことが伝わります。それがじゃがいもの研究につながるとは…(笑)。工学部だと大学院へ進学する人も少なくないと思いますが、エリィさんは就職されたんですよね?

そうですね、確かに大学院まで進学したほうが、大企業へ就職できたりしますね。
今もいい企業で働いている同級生は多いです。

でも、親から「大学院までは面倒見れない」と言われていたということもありますし、実験が壊滅的に下手だったんです(笑)
実験は無菌状態で厳密に管理してやらなければいけないのに、私が間違えて菌を入れてしまい、失敗した実験もありました。
それで、イラン人の先生が大事にしていた貴重な苗をダメにしてしまって、怒られたりもしましたね。

あまり器用なほうではなく、おおざっぱな性格なので、研究職には向いていないなと思いました。
それで、就活して就職したんですよ。


―はじめに入った会社は関西の塗料メーカーなんですね?

工学部ということだけでなく、英語ができるというのも評価してもらいました。
通訳の夢は叶わなかったけれど、やっぱり英語を使う仕事がしたくて、国際事業部への配属を希望したんです。

私のダメポイントなんですが、当時、同い年の浪人生と付き合っていました。
彼は医学部を目指して何年も浪人していたのですが、とりあえず関西の(医学部ではない)大学に合格したということで、彼についていくかたちで、関西方面での求人を探して、英語を使った仕事ができる会社、ということで決めましたね。

当時、他の大企業にエントリーしなかったことは後悔しています。
彼とのことがあったので、全国エリアで転勤があるような大きい会社は考えもしなかったんですよね。
エントリーだけでもしてみたら、可能性があったかもしれないのに、と思っています。


―塗料メーカーでは、希望通り英語を使ったお仕事をされていたのですか?

はい、希望通り国際事業部に配属してもらえて。
輸出入の書類を作ったり、海外のスタッフ、工場、銀行とのやり取りをしたり、英語を使って仕事をしていました。

その後の転職先でも、仕事で英語を使ってきたので、通訳にはなれなかったけれど、英語には助けられてきましたね。


―すごい!通訳になる夢は叶わなかったけど、目指していた通り英語を使うお仕事に就いたんですね。その後、北陸へ転職されたのはどういうきっかけで?

これも当時の彼に振り回されてのことです。
医学部ではないものの、それに近い学部に受かったということで、北陸の大学に編入することになったんですね。

またそれについていくかたちで、北陸の会社(サプリメントを扱う会社)へ転職しました。


―なるほど、それで北陸へ行くことになったんですね。結局彼は医学部に入れたのでしょうか?

北陸へ引っ越すときに、親の勧めもあって籍を入れました。

その後も夫は医学部浪人を続けていたのですが、医学部には合格できなかったものの、東京の医学部の大学院には受かったんです。
医学部を出ないと医師にはなれませんが、大学院に入って研究することはできるんですね。
それで、東京の医学部の大学院へ通いながら、やっぱり医師になりたいと、医学部を目指して勉強していました。


―またしてもご主人へ付いていくかたちで、今度は東京へ移ったんですね。

東京で転職活動をするつもりだったんですが、北陸の会社は東京にも営業所があって。
ダメ元でそちらに異動させてもらえないか聞いたら、OKしてくれたので、異動というかたちで東京に住むことになりました。

でも、給料はそれほど良くなくて、20万円くらいだったと思います。

北陸なら家賃も6万円程度でしたが、都内(彼の通学を考えると郊外は考えにくい状況でした)だと、築40年のアパートでも家賃が10万円弱かかりました。
夫にも多少生活費を入れてもらっていましたが、それが滞ることもあり…。
20万円の給料から10万円の家賃を払うと生活が厳しくて、ダブルワークをしていました。

学生時代に塾講師のバイトをしていたこともあって、このときも塾講師として夜に働いていましたね。それができたのも、当時20代でまだ体力があったからだと思います。

扶養手当をもらいながら、ダブルワークをして家計を回していたのですが、当時、まわりの友人の結婚、出産も続いていて。
「友人たちは0歳児を育てているのに、私は大学生を育てているのか」と思っていました(笑)


―大変でしたね。結局、そのときのご主人とは離婚することになったんですよね?

はい、30歳になる前にと思い、29歳のときに、4年10ヶ月で離婚しました。


―それまで、学生時代、関西、北陸、東京とずっと一緒に過ごしてきたのに、離婚を決断できたのは何かきっかけがあったんですか?

20代後半になって、まわりの友人は給料が上がっていったり、楽しそうに日々過ごしているのを見て、現状が変わらないことに焦りがありましたね。
夫はまだ医学部を目指して浪人生活をしていましたから。

私も仕事が楽しくなってきて、会社の人との飲み会へ行き、仕事論を語り合ったりするのが楽しい時期でした。
そうすると、すれ違いも増えたし、考え方も合わなくなってきました。
喧嘩も増えてきて、別れることを決断しましたね。


―最終的には別れることになったわけですが…ずっと医学部浪人だった彼にそこまで(関西にも北陸にも)ついていった、というのは、どんな思いがそうさせたんでしょうか?

恋愛依存タイプだったのは間違いないのですが…(笑)
あえてポジティブに捉えると、自分も通訳になりたかった経緯から「目標を追いかけることはすばらしいこと」と思っていたし、若かったので生活はどうにかなると楽観的に考えていました。

男性に養ってもらうという感覚もなく、彼は仕事をしたくないわけじゃなくて、いずれ働くのだからそれまで私が家計を支えればいい…と考えていました。

また、昔から友人や先生、会社の先輩も含め、自分の好きな人に喜んでほしい気持ちが強かったと思います。

ちなみに生活はどうにかなりましたが、やっぱり男女ともに仕事はした方がよいと学びました(笑)


―愛に溢れるエリィさんらしいエピソードですね。でもダブルワークは結構負担が大きかったのでは…。


▼気になる後編はエリィさんのブログで


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。


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