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自身で”自信”をつける焦点の当て方【マイ・インターン】

このnote記事はエンタメ大好き社会人(新卒)である私がエンタメ作品で面白く教養と視座を高めることを目的とした、「意識高い系な人」向けの記事です。記事内には「アップデートポイント」があります。私が考えたポイントですのでそれに対する賛否両論や映画の意見感想などはウェルカムですが、作品自体を誹謗中傷するようなことはここではお控えください。

今回ご紹介するのは洋画の『マイ・インターン』です。2015年に放映されたナンシー・マイヤーズ監督の作品でみんな大好きロバート・デ・二―ロとアン・ハサウェイ共演のヒューマンドラマになっております。こちらも今現在(5月7日時点)ネットフリックスでは無料で鑑賞することができ、Amazonプライムでも100円でレンタルすることができます。お手頃で嬉しいですな。


映画体験を高めるための予習(No spoilers!)

さて、映画を鑑賞する前にざっくりと予習しておいて映像体験を高めましょう。もちろんネタバレは無しで綴ります。映画の内容は

ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイの2人のオスカー俳優が共演したヒューマンドラマ。大きな年齢差・性別・地位も違うジュールズ(アン・ハサウェイ)とベン(ロバート・デ・ニーロ)が出会い、徐々に友情を育んでいく過程を描いています。メガホンを取るのは『ハート・オブ・ウーマン』『恋するベーカリー』などで知られるナンシー・マイヤーズ監督。女性にエールを送る物語。

こんな感じです。

アン・ハサウェイと聞くと『プラダを着た悪魔』でご存知の方が多いかと思いますが、それの続編みたいな感じ(もちろんストーリーの内容は全然違います)。ジュールズは女性CEOで、バリバリ仕事ができて、家庭も両立させるスーパーウーマンです。作中のジュールズに男性は魅了され、多くの女性は活気をもらい、はたらくことに対するマインドが変わることかと思います。

ストーリーラインとしては、完璧にこなすジュールズに仕事とプライベートの両方に試練が立ちはだかります。苦しんでいる中、40歳年上のシニアインターンとしてロバート・デ・ニーロ演じるベンが助言を施し、職場の雰囲気を変えてその存在感を発揮していきます。

作中で出てくるベンの助言はとても意味深で、演じているとはいえ言葉に説得力と重みがあります。是非、作中で胸に刺さった言葉やワンシーンがあればお気軽に教えてください。ちなみに私はベンがFacebookに書く座右の銘で、「正しいことは迷わずやれ。」という言葉がとても胸に刺さりました。この言葉は物語の軸になっているようにも思いますので勇気づけられる一言です。

「こんなおじいちゃんが職場にいたらいいのに~」とか「こんな頼れる女性の先輩がいたらいいのに~」などなど、様々な欲求をむき出しにして鑑賞してみてください。「はたらくとは」「成功するとは」「家族とは」等様々なことを考えるいいきっかけになる映画化と思います。


アップデートポイント:「自分自身」に自信を持つのではなく、「自分のしてきたこと」に自信を持つ

さて、今回のアップデートポイントは「自分」に自信を持つのではく、「自分のしてきたこと」に自信をもつです。

時には誰しも自信を無くす場面があるかと思います。ひょんなことから「失敗するのではないか」「NOと言われるのではないか」など。特に積極的に行動をしている人にはよく起こる現象かと思います。私も時に自信を無くすことがあります…そのたびにお腹の中がムカムカして、体がだるく、重く感じます。

作中のジュールズにも同じような場面があるのですが個人的にはとても共感する場面でした。こんなに完璧な人でも自信を無くすことがあるんだなと。やっぱり自信を無くすことは誰しもあるんですね。

そんな状態の人に多くの人はこういう言葉をかけるかと思います。

大丈夫だよ!(自分に)自信を持って!」と。この言葉はとても聞き心地は良いと思います。場合によってはこの言葉のおかげで立ち直った人もいるかと思います。私も大きなプレゼンの舞台の時にこの言葉をかけてもらい勇気付いたことがあります。ただ、この言葉ってかなり受け手の状態や人間性によって左右されると思っています。勇気づけられる確率はそんなに高くないと個人的に思っています。だって、自分に自信を持ってって。。そんな簡単に自分自身を肯定できたらこの世の中の悩みの80%は無くなりますよ。だからこの「(自分に)自信をもって!」というのは受け手にとってはハードルが高く、どうやって自信を持っていいか分からない…と思案させてしまいがちです。

でも、「自分のこれまでしてきたことに対して自信を持ってみて」と言われたらどうでしょう。少し胸があったかく感じませんか?私はかなり自信を持てるように感じました。というのも、具体的にどういう風に自信をつけたらいいのか、理由や背景が明確ですし、かなり解像度高く自信を持てると思います。

作中ではベンがこういうことを言っています。

「あなたがしてきた事は誰にでもできることじゃない、あなただからできたんだ」「自分のしてきたことに自信と誇りを持って。」

このシーンではなぜか「自分に言われているのかな」と思いました。とても心が温まるシーンで自信を持つうえでは大切にしたい考え方です。

今何かに挑戦している人、挑戦しようとしている人。自信がなくなることは間違いなく訪れるかと思います。しかし、そこで熱くなって「自分に自信を持て!!」という代わりに、「自分のやってきた事、自分のこれまで積み上げてきたものに自信を持って!」というようにすると心の温度をしっかりと高めてくれるかと思います。


まとめ

マイインターンは「はたらく」をより有意義なものにしてくれる映画だと思います。特に新卒の方や会社図勤めで悩んでいる方などにはおススメの映画です。

是非、自分が胸に響いたところがあればお気軽に教えてください。インタラクティブな体験をしてより映画体験をいいものにしていきましょう。

ご質問・ご依頼がある方はこちらまでお気軽にどうぞ。

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