発達障害をクスリ以外で治す!~発達障害治療革命より①~
田中伸明先生著の
『発達障害治療革命!脳神経内科専門医からの提言』
という本を読みました
発達障害やうつ症状がなぜ起こるのか
脳神経内科医の観点から紐解かれ
実際に、
サラリーマンのうつ病の仕事復帰などご自身のクリニックでかなり高い成果をあげている田中Drです
発達障害の仕組みの解明は
コロナの流行により起きたコロナ後遺症がヒントになったそうです
なんと、
“発達障害”も“慢性的なうつ病”も“コロナ後遺症”も
根本原因は同じだったというのです!
原因があるということは、それを治療すれば改善するということ
発達障害を薬を使わずに治すヒントがたくさん書かれた内容でした
そして、
主人と一緒に伝えている発達の考え方
・まずは自律神経を整える
・原始反射を統合していくこと
・安心安全がとても大切
・ミネラルなど食事から摂ることが大切
などが正しかったんだという確信を持てた
私たちにとってとても嬉しい内容でもありました
たくさんの方に知ってほしいなぁ
本の内容をかみ砕いてまとめてみようと思い
書き始めています
よかったらお読みください(^-^)/
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読み始めて、この先生の言っていることは本当だなぁと感じたのは
そのめちゃくちゃ面白いキャリア
『自身がうつ病になり、薬では治せないと実感』
離島で研修医?!あの鎌田先生のもとで!
震災の救援部隊!医師なのにビジネスマンに⁈
人に興味がある私にはその経歴を読んだだけで
ものすごく惹きつけられました
そしてきっと様々な経験から多角的な視点で患者さんや病態をみることができるDrなのだろうなと。
田中先生のクリニックでは
西洋医学的な薬も使いますが、それ以外に
すごいなぁ、こんな心療内科があるんだと思いましたが、
実はこれ国際水準の治療だというのです!
海外ではうつ病と診断された患者さんに抗うつ薬が簡単に使えないシステムになっています
抗うつ薬がプラセボと差がないことがわかり、特に軽度、中等度の患者さんには抗うつ薬が使えなくなったのです
そのため、
もともと発展していた心理学、体を通した身体心療療法など
薬以外の他の手法が進化していったのです
日本の医療では薬以外の海外で行われている療法のほとんどが保険適応になっていません
なので、医師は苦悩しながらも薬で治すという選択しかできない
それ以外の療法が発展しないなどの現状があります
そこに、精神医学会に大きな変化が起きました!
発達障害の名称が“神経発達症”に
なにが違うの?
「障害」でなく「症」へ
つまり、
症状が固定して治らない「障害」から
神経が未発達な病態である“神経発達症”と概念が変わったことで
症状を起こす病態を解明して
病態を起こす原因を追究する
そうすれば改善に向かう病気となったのです
つづく。。
田中先生の
『発達障害治療革命!脳神経内科医からの提言』
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茨城県ひたちなか市で夫婦で統合的な見方による治療院をしています
心身の不調のサポート、発達相談、カウンセリングなど、ご縁がありましたらよろしくお願いします🌿