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ふたつの本から学んだ〜精神疾患の新しい捉え方


私は色々なことに興味があって
ひとつのことを極めるのは苦手だけど

そんなに抵抗なく色々な角度からものごとを捉えられる方だと思います

最近読んだこの2冊


右はお友達が読んでいて気になり
『250万光年から宇宙を旅した少女』
アルクメーネ著

左は旦那さんに勧められたもの
『発達障害治療革命!脳神経内科医からの提言』
田中伸明著


この2冊は全く違う世界観なのだけど

共通点は
著者が精神疾患を患ったことがあるということ
(アルクメーネさんの本は精神疾患のことを書いた本ではないけど)

あとはお二人の経歴が興味深いこと。そこにもすごく惹かれました

アルクメーネさんは
モデルや女優をしたのち海外留学帰国直後から10年間精神疾患を患い様々な気づきをえます

田中先生は
離島で研修医時代をすごしたのち、長野県諏訪中央病院で鎌田實先生のもと地域医療に携わったり、阪神淡路大震災で救援部隊をしたり
その後は医療現場から離れ、厚生省の医療病院研究所で働いたのち外資系コンサルティング会社へ入社
そこでいきなりスーパードクターからダメビジネスマンになったことで抑うつ状態に
抗うつ薬では治らないとご自身で実感されたとのこと


精神の病は“幼少期のトラウマ”が原因だと言われるけど

◎インナーチャイルドを癒す
◎ 幼少期の逆境体験による扁桃体の過活動を抑える


どちらも同じこと

田中伸明先生の本では、

本当は安心な場所なのに《扁桃体の誤作動》によりパニック障害はじめ、メンタル疾患のほとんどの症状が引き起こされる

とあり、これは海外では当たり前の認識らしいです◎

インナーチャイルドを癒しましょうというと抵抗が起きる方も
偏桃体の誤作動を治療しましょうなら受け入れられるかも!



脳神経内科医の田中伸明先生は

投薬以外の様々な手法を取り入れて精神疾患を治療、職場復帰を目指すリワークプログラムに取り組み

患者さんの復職後の再発は5%以下
(通常は57%以下は再度休職となる)

なぜ、ここまでできるかと思うけれど

“国際基準の治療をしているだけ”だそう

海外では病院が精神薬を出す基準がとても厳しく
軽度や中等度のうつ病では薬は出せない

だから投薬以外の方法が進化しているとのこと!

近年、
“発達障害”の国際的名称も“神経発達症”になり

障害という治らないものから

神経が未発達な状態、発達させることで治る病態

というように改善の余地があるという認識に◎

でもまだ、日本では発達障害は治らないという認識の方が強いですね


『発達障害治療革命!』は


治療院で行っている発達の講座や発達の考え方と似ているので内容がリンクしていてとても面白いです

精神疾患の仕組みや改善法を左脳的に知りたい方は田中先生の本オススメです

アルクメーネさんの本はスピリチュアル的に私はとても腑に落ちることがありました

また、機会があれば内容もまとめたいと思います

こちらのにオススメの本をまとめています
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