京都、映画、青春
昨日は、京都みなみ会館で、
アイスクリームフィーバーのトークイベントをしました。
僕は20代をみなみ会館の近く、七条大宮ですごしました。まだ何ものでもない、不安だらけのカルチャー男子。
京都のレコード店、カフェ、古着屋、映画館、食堂、クラブをウロウロして、毎日を過ごしていました。
みなみ会館は、週末によく行っていました。
ある日、京都のレコード屋さん、ZESTで田中知之さんを見かけ、心臓の音が聞こえるぐらいドキドキして、声をかけてサインをもらいました。
嬉しくて、ずっとその話を周りの人にしていたことを思い出します。
今思えば、その瞬間からこの仕事を一緒にすることが決まっていたような気がするのです。
あの日声をかけていなかったら、今日はない気さえします。
アイスクリームフィーバーは音楽映画です。
田中知之さんの曲と、登場人物のセリフがやさしく融合しているのです。
「人生はやさしくつながっている」
二十の頃の僕、あの不安とカルチャーにまみれた僕に、この映画を見せたいのです。
いつかあなたはこんな最高のコラボレーションをする日を迎えるのだと。