日向坂46とれもんらいふ
9年前、
れもんらいふを立ち上げ、まだ世間どころかデザイン業界においても、千原徹也というアートディレクターの存在を誰も知らない頃、履歴書が届く。
永瀬由衣、女子美に通う19歳のデザイナー志望。
https://lemonlife.jp/member/↑この人
当時のれもんらいふは人を雇う余裕もなければ、指導するノウハウもなく、よく来ましたね😂という感覚でしたが、学生ということもあり、
インターンという形でれもんらいふを手伝うことに。
それからさまざまな紆余曲折があり
今もれもんらいふが存続しているのは
この人のチカラにほかならない。
そもそも僕は寂しがりやで、
一人でアートディレクションをやり切るタイプではない。
企画を立ち上げたら仲間を集めて
みんなでワイワイやりたいタイプだから
れもんらいふという場所はとても心地いい。
永瀬が入って来た時は、
ワイワイするのにピッタリのタイプ笑。
ここまで長続きし、れもんらいふを支えるとは
まったく思っていなかった。
おそらく、僕の考えやデザイン、人との接し方
PR方法、全てを1番近くで学んで理解した唯一の人だろう。
もちろん大変な時期もあった。
それでも
「れもんらいふで働かせてください」と
インターン3年目、絢香のアルバムジャケット撮影中に突然言われ、横で絢香さんがそれを聞いている手前、「はいどうぞ」と承諾した😂
そんな永瀬が
MICOちゃんこと、SHE IS SUMMERと出会い
初めてのアートディレクションをしたのが3年前。
MICOちゃんというアーティストの世界をビジュアルを介して広げながら、永瀬自身の成長にもつながるパートナー的存在。
2人が織りなすMICOちゃんのイメージビジュアルにはファンが多く、
れもんらいふを形成する大きなパワーになっている。
そんな永瀬に昨年
「日向坂46のジャケットのコンペに参加しませんか?」と依頼が入った。
日向坂46と言えば僕自身、5年前に
長濱ねるちゃん率いる、ひらがなけやき×アースミュージックアンドエコロジーの仕事でご一緒したことがあり、それ以来の依頼だ。
「永瀬のデザイナー人生を左右するかもしれない」と
言ってプレッシャーをかけたのは僕で、
孤独な作業を悩みまくりながらやったに違いない。
完成した
日向坂46のシングル
「こんなに好きになっちゃっていいの?」
は、
れもんらいふで長く培ったノウハウや人間関係を発揮して、素晴らしいビジュアルになっていた。
さらに
日向坂46初のアルバム
「ひなたざか」のアートディレクションを任された永瀬は、いよいよれもんらいふの枠を広げる境地に立つ。
このビジュアルのアイデア、写真の世界は
れもんらいふのノウハウだけでなく、
永瀬自身の世界へ突入した気がした。
日向坂46との関係地を彼女だからこそわかる距離感で発揮できたと感じるし、
アートディレクターとして開花の入り口に来たなと
思わされました。
これからも永瀬は日向坂46の世界を広げていくだろうし、彼女自身も世界を広げていくであろうと思う。
一方で
おっきな仕切り案件は、まだまだ僕の仕事の場合が多く、CMやイベント、PRなどが絡むと
僕に依頼が舞い込んでくる。
(よき二枚看板を目指したい)
今回日向坂46を起用したCM
リポCの広告は僕が担当。
リポCの担当者から直接連絡あったのはもはや4.5ヶ月まえかなあ?
3日前に解禁になるまで、
企画を立てて、プレゼン。
日向坂46をキャスティング、
コンテづくり、セットづくり、衣装づくり
全ての人にOKをとりながら
進めていくのはなかなか大変な作業で、
サブキャストの撮影を入れると3日間、
朝から晩まで
ずっとリポCの撮影をしている感じでしたが、
日向坂46がとでも撮影しやすい人たちで、
最後まで集中力切れることなくやり切り
編集もスムーズにいけたのは
永瀬を含めた日向坂46チームの連携、連帯感のよいチームだったからなんだなと思いました。
https://lypo.medsup.jp/ohisama/
↑メイキングとかもあるから見てね
れもんらいふは
広告だけではなくCDジャケット、
映像制作、映画、ドラマ、商品開発まで
さまざまなデザインに関わっています。
20を超える同時進行案件をこなしながら
時には依頼を受け、時にはこちらから依頼をし
クリエイターや出演者との信頼を深め
チームづくりをしています。
そのやり方は、他のデザイン事務所にはない
広告代理店にもできないれもんらいふの強みです。
リポCのサブキャストも、培ってきたチームだからこそ実現しています。
永瀬のクリエイティブを介し
日向坂46とれもんらいふの関係は始まったばかり。
来年10周年を迎えるれもんらいふ。
ますます、あたらしサプライズを世の中に
提示していけたらと思っています。