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コロナ禍で考えた 親が子どもにできること

分散登校ではありますが、小学校が始まりました。
休校前半は、どう過ごすの? 勉強はどうやってやったらいい?など、
手を拱いていましたが、
後半からは小学校からの課題がどっと増え、
算数、国語、英語、理科、社会、家庭科、保健体育、道徳、図工、書道に
加え、デジタル授業のパソコン操作などなど、母さん先生は大忙し!!
まわりのママさんもかなりぐったりしていました。

うちは1人だからなんとか手が回りますが、
2人、3人とお子さんがいらっしゃる方はデジタル授業だって
2人分、3人分パソコンで見なくちゃいけないわけですし、
「みんな、こんなに全教科教えられるの?」と疑問が沸いたものです。
働いていたらそんな時間自体がないですし。

緊急対応だったの致し方ないと思いますが、
デジタル授業の国語の動画で、
「親御さんと一緒にやってみましょう♪」はまだいいとして、
「では、グループを作ってやってみましょう♪」と言われたときは、
「どこにグループがあんねん…」と吉本新喜劇ばりにズッコケました。

そんなこんなで、コロナ禍の休校が一旦終わったわけですが、
フォートナイト※1を通して2人であーだこーだやってみたり※2、
タイピングを練習してパソコンをさわれるようになったり、
オンライン学習や英会話をはじめてみたり、勉強を一緒にやったり、
息子との仲が深まる機会になったなーとしみじみ振り返っています。
(私の誕生日には、息子が自らヘアアクセをプレゼントしてくれました♪
わ−い😆)

会社員で0歳から保育園に預けて働いていたので、
こんなにずーっと一緒にいられたのは、産休以来だったと思います。
改めて息子にどう接していったらよいのか、向き合えた時間になり、
コロナの外出自粛も悪いことばかりでなかったです。

※1

現在クラスを2グループに分けて登校しているので、まだ一度も会えていない転校生がいるのですが、その子とすでにフォートナイトで会って、話して遊んだそうです(^o^) 
フォートナイトはすごいコミュニケーションツールです。

※2


行動と経験がやりたいという情熱を生む

最近、ツイッター経由で「経験が情熱を生む」というブログの記事を読みました。書かれたのは8年も前だけれど、全然色あせていない内容でした。


「やりたい仕事がない」という検索ワードがあまりにも多かったということを発端に、その悩みに著者の古賀さんがひとつの解を出しています。


「やりたいこと」なんてのは、考えたってポンとわいて出てくるものではなく、自分の行動を通じた経験から、たまたま生まれるものだと思う。だから、悩んでもムダだと思うし、そもそも悩みですらないと思う。

人を動かす原動力となるものは、直接の経験から生まれる感情(喜び、怒り、悲しみ)であり、とにかく“ハートがズキューン!と動くことが大事”。

そして

• 「行動」せずして「経験」することはない。
• 「経験」なくして「感情」は動かない。
• 「感情」なくして「情熱」は生まれない。
• 「情熱」なくして「継続的に何かを続けるモチベーション」は生まれない。
• 「継続的に何かを続けるモチベーション」なくして、難しいことを実現することは難しい。
重要なポイントは、行動こそが、全ての出発点だということだ。

情熱を持ってなにかしたいと考えるなら、大人だったら、とにかく自ら動け!経験しろ!ということ。
親が子どもにしてあげられるとしたら、心が動くようなものが見つかるように、とにかくいろんなことを経験させてあげることなんだなと、改めて思いました。

実際、息子はパソコンを自分でさわれるようになって、インターネットやYouTubeでいろんなことを調べて知ることができるということを知りました。それをきっかけに、興味の出てきた「お笑い」の昔のものなどを見まくっています。
そして、たまたまお笑いのトータルテンボスの大村さんの息子さんがOfficial髭男dism の「Pretender 」をコロナバージョンの替え歌にして弾き語っている動画↓↓を見て、

「かっこいい! 自分もギター弾いてみたい」と言い出しました。
情熱の種がどこに転がっているのかわからないものです。

夫も私も息子には甘々ですし、にわかフジロッカーだった私は
「いいじゃん、いいじゃん、やってみたら」と大賛成。
「ただ、ママはピアノは弾けるけど、ギターはまったくわからないから自分で勉強できる?」ということで、ギターを買ってきて(半額は自分のおこずかいを出した)、YouTubeと教本で見よう見まねで勉強しています。

ここまでできたよ!といって「ハッピーバースデー」を歌いながら弾いてくれましたが、
「え?それチューニングあっているの?」みたいな音を出しています^^;
まだまだこれから。がんばれ~って感じです。

また、形から入る子なので、ギターケースを背負って
「よろしくおねがいしまーす」と
スタジオに入るギターマンごっこをしています。
なんのこっちゃ(笑)。


挫折も自分の財産になる

ギターもどれくらい頑張るのかわかりませんが、
これが弾けるようになりたい!という目標を決めて、それは弾けるようにしなさいよ、とは伝えています。

この歳になってみて、
経験したことって全部無駄になっていないな〜って思うのです。
私はなにものでもない、ふつうの母さん&ときどき仕事をする人って感じなので、何も語ることはできませんが、
紆余曲折あったものの、結果、仕事は大学卒業時に「こんな仕事をしたいな〜」と思い描いたことをすることにはなっています。

やりたいことに挑戦しつつ、嫌なこと、できないことを省いていって(というか、これらは自然淘汰されていったのかな)、人に望まれたり、向いているよ、と言われたことを信じてコツコツと真面目にやっていたら、こうなっていました。

「好きなことを仕事に、やりたいことをやろう!」✨(キラキラ)みたいな風潮がありますが、
人には個々タイプがあるから、そのためにはいろんな方法があってよいし、人それぞれいろんなゴールがあってよいと思います。

自分の心に無理なく、できることをなるべく楽しんでやって、他人に喜ばれて対価をいただける。

そんな仕事を見つけられることが幸せなのではないのかな?と思うのです。

いろんなことをやってみて、コツコツ積み重ねてできるようになったら、当然それは自分の財産になります。
もし、それができなかったとしても、「これは向いてないんだ」ってわかって、「じゃあ、自分は何をやれるんだ?」って考えられたら、それも財産になると思います。
そして、挫折から立ち直る方法を知ったら、めちゃめちゃ財産になると思います。

息子には順風満帆な人生で、つらい思いは極力してほしくないのが親心ではありますが、
失敗しても自分で立ち上がる力のある子に育ってほしいと思っています。

自分がやりたいことをやって、
なにかを得て、納得できる人生を送れますように。
ママはいつでもあなたの味方だよ。

そう思って、これからも応援していこう♪ という思いを強くしたコロナ休校でした。

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