ゲーム「フォートナイト」で学習する その1

息子はゲーム、サッカー、鬼ごっこと、とにかく友達と遊ぶのが大好きな小学4年生です。すくすく元気に育ってくれていて、なんの問題ないのですが、親として少し気になっているのが、考えたり、発言したり、まとめたりするのが苦手かな、というところです。

とにかく夏休みの自由研究が毎年大変なんです^^; 親が。
そもそも母自体がゆるゆるで考えるのが苦手なのだから、遺伝なのでしょうがないのですが。ごめんよ、息子。。。。

でも最近、これからの子どもは自ら考えて動くようになることが大事って、あっちこっちで言われているじゃないですか。
そして「好きなことなら自分から動くし、学習もする」
確かにそうですよね。

とりあえず、息子の学習の一助になるのならと、「好きなことを探究することで学習する」プロジェクトをやってみることにしました。

いま一番好きなこと、やりたいことは何?

まず、「子どもが一番興味をもってるもの 」は何だろう?ということで、息子に聞いてみました。「鬼ごっこ」、「ゲームを作ってみたい」、「料理を作りたい」などなど出てきましたが、やはりいまの一番は「フォートナイト」でした。
ゲームで学習? そんなことできるん?(-_-)。
はっきりいって不安すぎるんですが。不安しかない。。。

ゲームを探究してもいいのか問題

・フォートナイトを探究、学習するってのは、今まで以上に強くなるのを目指すことでいいのかな?
・探究するのはいいけど、寝る間を惜しんでゲームをやり出したりしたらどうしよう?
・ゲームもeスポーツでプロになる人がいるよね。プロになるくらいの人はそれくらいがんばってるんじゃないかな。
・でも、そのレベルでないのに、ただゲームで遊んでいるのはNGだよね? なにより規則正しい生活が送れない状態はよくない!

などなど、私の中での自問自答は続きます。

結局、探究としては中途半端になるかもしれませんが、

・学校、塾の勉強はおろそかにしないできちんとやること
・日常生活に支障を来さずに、規則正しい生活を送ること

を条件に、「フォートナイトで学習する」プロジェクトを進めることにしました。

フォートナイトってどんなゲーム?

そもそも「フォートナイト」ってどんなゲームなのか知らない私は、子どもに聞くことからはじめました。

画像1

母/ フォートナイトで強くなるってどうなることかな?

息子/ エイムが上がって、建築が早くなる

母/ 
エイムって何?

息子/ なんて言っていいかわからない。。。

母/ 数字とか得点で出るの?

息子/ それは出ない。敵がジャンプして動いたりするから、それを銃で打って敵に命中させやすいと、この人はエイムが強いっていう

母/ へえ〜 戦っていてわかることなんだね

息子/ それからヘッドシュートするといつもの2倍のダメージが与えられる
母/ ヘッドシュートって何?

息子/ 頭の上から攻撃すると相手にダメージが与えられてエネルギーが減っていく

母/ エネルギーが減っていって最後は死ぬんだね

息子/ でもシールド飲むと回復する。あとね、ストームってのがあって、だんだん居場所が減ってくの。ストームにいたらダメージ受ける

母/ ここはストームだってわかるの?

息子/ 色が変わってるからわかる。広い陣地にみんないたら決着つかないでしょ。安地にいたらバトルしないから。後半になるとストームが大きくなって、そこにいるとダメージも増える。だからみんな集まってきてバトルする。残っていても隠れてたら弱い人。キルが多い人が強いから。

母/ キルってやっつけた人のことかな?数字でわかるの?

息子/ そう。何人って出る

母/ じゃあ、キルの多い人がフォートナイトで強いってことだね

息子/ 
うん。あと建築ってのもあって、建築したら上から攻撃できるし、守りもできる。木材、石材、鉄材とかで作る。木材は速く作れて、鉄材は時間がかかるの。木材はすぐに作れるからみんな使う。近くに敵が目の前にいてもすぐ作れて守れるから。建築は、やぐら建築とかモングラー建築とかいろいろある

母/ 何建築ってどうやって知ったの?

息子/ ●●●(友達)に教えてもらった。

母/ ●●●くんはどうやって知ったのかな?

息子/ わからない。YouTubeとか見てる。本も持ってるかも。

母/ じゃあ、本を買ってみて、YouTubeも見てみようか。ゲームやってるのも見せてよ。

<終了>

改めて読んでみると、私はただの「それ何?それ何?マン」ですね。それに答える息子はストレスだったかも。実際に、わからない私にイラッとして怒ることもありました。
もうちょっと調べてから聞けばよかったのかな、と思ったりもしましたが、
「自分のしていることを知らない人に説明する」という行為は、いい言語化の練習になるな、とも思いました。

その2へ続く


いいなと思ったら応援しよう!