みなさん、こんにちは。 暑い日が続く中、子どもたちはいよいよ夏休みのスタートですね。わたしたちスクールカウンセラーも1学期最後の勤務を終えました。 さて終わったばかりのこの1学期、スクールカウンセラーは学校の中でいったい何をしていたでしょうか。 みなさんの中でスクールカウンセラーと直接話したことがあるという方もそれほど多くないかもしれませんし、ふだんの生活の中ではあまり見えてこないかなと思います。自分が子どもだった頃に母校にいたかもしれない、うちの子の学校にもいるみた
大人になると、1日1日があっという間です。それどころか1年もあっという間で、あれっ、このあいだ年が明けたのに…? と思いながら大晦日を迎えるような感覚です。でも、子どもの頃はそうじゃなかった気がするのです。1日も1週間ももっともっと長くて、1年の中にはいろいろなことが詰まっていました。 どんな大人にも子どもだった時代があります。みなさんもわたしと同じように「子どもの頃はこうだった」と思ったりしているかもしれませんね。子どもの頃というのはちょっと特別な数年間です。 新卒
わたしは仕事を始めて13年目の臨床心理士・公認心理師です。 心理士(師)としてのアイデンティティのほとんどはスクールカウンセラー。東京都内でずっとスクールカウンセラーの仕事に就いてきました。 スクールカウンセラーと話をしたことがある、どんな人だか知っている、という人はあまり多くないかもしれません。話をしたことがあっても、あるいは一緒に働く学校現場の先生たちでも、スクールカウンセラーとして働いている心理士(師)がなぜそこで働いているのか、どんな人なのかということに触れる