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50年後か100年後に日本は消えてしまう

世界三大投資家といわれるジム・ロジャーズの言葉である。

 日本は、私が世界で1番好きな国の一つである。その中でも東京。あれほど豊かな食文化が発達している都市を私は知らない。
 最高のイタリアンレストランは、イタリアではなく日本にあるのだ。
 京都など、歴史をよく保存している都市も多い。

 その日本が50年後か100年後には消えてしまうのは心から残念でならない。

 なぜ消えると断言できるのか?当然だ。これだけ借金があり、しかも子どもを作らないのだから。私はこれだけ日本を愛しているが、日本に住もうとは思わない。借金と少子化、この二つがシンプルな理由だ。
 『もし私がいま10歳の日本人ならば自分自身に自動小銃を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう。なぜなら、いま10歳の日本人である彼、彼女たちは、これから人生で大惨事に見舞われるだろうからだ。』

 犯罪大国になる『2050年の日本』

 10歳の子どもが40歳になった時、往来では暴動がたくさん起きているかもしれない。国民全体が不満を覚えて国が破綻に向かう時は、怒り、バイオレンス、社会不安が募るものだ。日本だけはそうならないと言う人もいるが、これはどの国でも起こる社会現象だ。殺人を含め、さまざまな形の犯罪が増えるだろう。
 10歳の子がこのまま日本に残り、大成功して財をなすことも可能だろう。しかし、人生は順風満帆には行かないだろう。なぜなら日本に吹いているのは、追い風ではなく逆風なのだから。

 歴史は韻を踏む。
 歴史をもとに未来を読み解いていくジム・ロジャーズの言葉で書かれた書籍である。

<参考引用文献>
ジム・ロジャーズ著『お金の流れで読む』日本と世界の未来

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