最近の記事
"夏"、"夏を壊す"といったフレーズが気になりはじめたVRChat初心者たちに捧ぐ記事【PROJECT: SUMMER FLARE】
こうタイトルを置くと、おそらくベテランプレイヤーたちも内容を確認しに来るのでしょうけれど、ここに書くのはシールドレベルをMaximumにするかのような極めて””過保護””な内容です。あのワールドを絶賛し讃美し推奨するような内容の記事ではありません。 あのワールドは確かにとても美しいワールドですが、しかしだからといってVRChat界に踏み入れたからには経験しておくべきだ、経験しにいって当然だ、といった風潮さえ感じられることがある現状には筆者は個人的に疑問を感じています。 え?
【VRChatアバター改変・軽量化基礎】VRCQuestToolsを利用した簡易のマルチプラットフォーム対応(Android VeryPoor編)
アバター「フェリス」を例とする。 なお、このアバターはデフォルトでlilToonのほかに「Modular Avatar」「Avatar Optimizer」に依存しているためこの例の通りに行う場合はこれらも事前にVCC/VPMからインポートして作業すること。 https://vpm.anatawa12.com/add-repo VRChatはPC(Windows)のほかに、MetaQuestシリーズやPicoシリーズの一部といったVRゴーグル単体、AndroidやiOS
マガジン
記事
【VRChatアバター改変・軽量化基礎】アバターにAAO Trace And Optimizeによる自動最適化・軽量化機能を追加する
アバター「ロクミミ族」を例とする。 アバターの軽量化について考慮すべき点は多岐にわたる。 専門家でないユーザーにとってはアバターの最適化・軽量化は特に困難を伴うもので、諦めてそのまま、というケースは多い(念の為書いておくと、今回例として使用しているロクミミ族は最初から十分に最適化・軽量化がされているアバターである)。 ここではコンポーネントひとつつけるだけで自動でアバターの最適化・軽量化を施してくれる"AAO Trace And Optimize"を紹介する。 このツール
【VRChatアバター改変・軽量化基礎】ユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0(UTS2)をlilToonシェーダに変換する
アバター「ほしねこ」を例とする。 このアバターにはユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0、英語表記でUnity-Chan Toon Shader 2.0……通称UTS2と呼ばれるシェーダが使われている。 このシェーダはかつては高機能でUnityと親和性が高いことから広く使われていたが、2024/04現在では2.0.9をもって更新が終了しているようだ。 この最新版はUnity 2020.3.x LTSまでしか動作保証がされておらず、2024/04現在VRChatが利用してい