【若い人にこそ知って欲しい】アラサー女がクリスマスにヒートショックで倒れた話

先日のクリスマス、私は自宅のお風呂でヒートショックに遭いひとり苦しんでいました・・。皆さんにも、ヒートショックについて知っていただき、気を付けてもらいたいとの思いから、記事を書いています。


そもそも、ヒートショックってご存じですか?ヒートショックとは、急激な温度変化で体がダメージを受けるということです。例えば、寒い冬の日。部屋が寒いから、暖かい湯舟に入って温まろうと思うことってありますよね。ですが、こんな時は注意が必要なんです。寒い室内とあたたかい湯舟との温度差に血圧が急激に変動し、その結果意識を失ったり、最悪のケースは溺死したりすることもあります。よく高齢者が心配されがちですが、アラサー女でもバッチリなりましたので、他人事じゃないですよ!ということをお伝えできればと思います。

ヒートショックになりやすい条件
■飲酒・食後直後に入浴
■熱い湯舟(42度以上)や一番風呂を好む
■浴室、脱衣所等に暖房設備がない
■入浴時間が長い
■家の中に10度以上温度が違う場所がある(脱衣所とお風呂、居室とトイレ等)
■65歳以上
■持病がある

私は、持病はありませんが、ほとんどこの条件に当てはまっておりました・・。そして、ヒートショックの対策についてお伝えします。

ヒートショックの対策
■湯舟は41度以下に設定する。
■湯舟に浸かるのは、なるべく短く!
■湯舟から上がった後の急激な温度変化をなくす。(浴槽の暖房をつけたり、脱衣所を暖かくする。)
■飲酒後、食後すぐにお風呂に入らない。
■浴槽から立ち上がるときは、ゆっくりと

皆さん、気をつけましょうー!

クリスマスにヒートショックで辛かった体験談

皆さん楽しいクリスマス。私は、久しぶりに湯舟に浸かってゆっくりしようと思い、お風呂を沸かしました。数日前に、お湯の設定温度を40度から42度へ上げていました。そして、温度変更後、初めて湯舟に浸かるのがこの日でした。

湯舟に浸かっている間は、いつも通りです。普通に入浴していました。そろそろ出るか!と思ったのが1時間後のこと。バサッと一気に立ち上がり、湯舟を出て、シャンプーを始めました。それと同時に体に異変が起きました。「あれ・・さっきまで普通だったのに、急にくらくらしてきた・・視界が真っ白・・気持ち悪い・・」と体の異変に気付きました。そのまま立ちながらシャンプーすることができそうになかったので、一旦シャワーを止めて、シャワーチェアに座って回復するのを待ちました。ですが、回復の兆しが見えないのです。「おかしいな、体調戻らない・・てか、こうやって椅子に座ってるのもしんどい、今すぐ横になりたい・・」ですが、浴室から出ても、バスタオルで体を拭く力すら残っていません。もちろん、服を着る力もないのです。そんな些細なことすらも、出来ないほどの状態です。「横になるには、ベッドしかない・・。でも、水滴がポタポタ垂れているのに、裸でベッドになんていけない。」と思い、ベッドで横になることは断念しました。「とにかく、さっきつけたシャンプーだけ洗い流して、そしたら浴室から出よう」と思い、もう一度シャワーを浴びましたが、そこでさらなる温度変化から体調が悪化しました。

その後、なんとか浴室から出ましたが、へろへろな状態ですので、近くの床の上にバスタオルを敷いて、その上に座りました。しばらく、裸で床に座るという状態でした。ひどい頭痛と猛烈な吐き気、だるさが私を襲っています。幸運なことに、少し時間を置いたら、なんとか動けるほどに回復しました。

立ち上がれる状態になってから、鏡を見て自分の顔色に驚きました。白い肌は黄土色に変色し、唇には色がなく真っ白でした。そんな自分の顔に思わず笑ってしまいましたが、本当に危機的な状況だったのだなと省みました。

そして、健康な自分がなぜこんなことになったのか不思議に思い、いろいろ調べたところヒートショックという状態だったと分かりました。


そういえば、小学生の頃、同じような状態に陥ったことがあります。そのときも、熱い湯舟に長時間入っており、お風呂からあがった後、急に体調が悪くなり、気持ち悪さに襲われました。なんとか服を着て脱衣所を出ましたが、それからしばらく動くことができませんでした。少しでも動いたら吐いてしまいそうで、体調が回復するのをじっと待っていたのです。体調は5~10分ほどで回復したのですが、当時は何が原因だったのか分かりませんでした。

このように、ヒートショックは、決して高齢者だけがなるものではありません。

ちなみに、私の家はコンクリート打ちっぱなしのマンションです。コンクリート打ちっぱなしの家は、壁に断熱材が入っていないため、普通のマンションよりも部屋が寒いのです。もちろん、浴室も、脱衣所もすべてが寒いのです。

ちなみに、この日は部屋に暖房をつけていませんでした。加えて、朝食をとったばかりの入浴で、42度のお湯に長時間浸かり、湯舟からあがる時、一気に立ち上がりました。

こう考えると、ヒートショックを誘発する条件が重なっていました。

今回、幸運なことに、大事には至りませんでしたが、もし、これが体調の悪い日や、私がもっと年齢を重ねていたらどうなっていたか分かりません。

そして私は一人暮らしです。もし、意識を失っていたら、体は濡れており、暖房も一切ついていない部屋でしたので、そのまま凍死もあったのではないか・・と思います。

今回特に怖かったことは、「湯舟に入っているときは、全然なんともない」ということです。湯舟から上がったら、急に体調が悪くなりました。急激な温度変化に体がやられてしまったのです。怖すぎます。

皆さんも、冬のヒートショックにはお気を付けください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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