michi.さんのライブに行ってきました
MASCHERA、S.Q.F、ALICE IN MENSWEARのボーカリストであるmichi.さんのソロ活動後初のバンドスタイルワンマンLIVEに行ってきました。
ソロとしては今年の1月14日、羽田TIAT SKY HALLでのアコースティックライブで始動されましたが、今回はバンドスタイルで初となります。
今回のサポートメンバーは菅大助さん(Guitar)、古谷圭介さん(Bass)
竹村忠臣さん(Drum)でした。菅さんはS.Q.F時代に、古谷さんはALICE IN MENSWEAR時代に、そして竹村さんはS.Q.F時代とALICE IN MENSWEAR時代に一緒に活動されているのでmichi.さんにとっても心強いメンバーだと思います。
ライブの選曲は、今までのmichi.さんの活動の歴史を辿っていける貴重なものでした。私は、DJの浅井博章さんが昔担当されていたラジオ(V-ROCK 802、ROCK VISION 802)がきっかけで多くのバンドを知り、MASCHERAもその中の一つでした。まさか年月を経てMASCHERAの曲を生で聴くことができるとは思わなかったのでとても感動しました。
S.Q.Fの曲は全て追い切れていなかったのですが、アコースティックライブで演奏された曲や、DVDを観てお気に入りになっていた曲も演奏されました。
ALICE IN MENSWEARの曲がどのようになるのか気になっていましたが、下手にKOJIさんの自動演奏システムがあり、上手で菅さんが演奏されていました。「ALICE IN MENSWEARの曲はKOJIさんの音で、そしてKOJIさんはいつも一緒にステージにいる」というmichi.さんの想いを感じました。
MCでは、KOJIさんが気づかせてくれたことに触れ「ソロ名義や違う屋号になった時に過去の曲を封印することが多い中、ちっぽけなプライドを捨ててこれからは応援してくれている子が聴きたい曲、守りたい曲をソロプロジェクトで歌っていこうと思う」というようなことをおっしゃっていました。
素人の私には音楽の権利や許可などの難しいことはわかりませんが、解散や活動休止、ソロ活動などの場合に過去の曲を演奏したり歌うことは難しいのかなと思っていました。そして何よりも違うメンバーだと受け入れにくいというファン心理もあるのかなとも感じていました。
例えば私の場合、クラシック音楽の演奏会であれば、特にオーケストラのこだわりがあるわけではないので、どのような曲が演奏されるのかが重要です。私が過去に応援してきたようなバンドだと、個々のメンバーに対する想いが熱くなり、メンバーが代わると違和感を感じていました。でも、昨日のライブを観て聴いて感じたのは、「聴きたい曲が聴けることの幸せ」です。
そして長く歌い続がれていけば多くの人に知ってもらえる機会が増え、曲の制作に携わった全ての人にとっても幸せなことだと思います。
いつもmichi.さんのライブに行くと新しいことに気づかせてもらえます。
9/4までZAIKOにてアーカイブでライブが視聴できますので、もし気になった方がいらっしゃったらぜひ体験して頂きたいです。
※YouTube michi.さんソロ公式チャンネルより (2023/8/8 記事に追加)
https://www.youtube.com/watch?v=HCg3QHZxeHU