千絵ノムラ
白の時代に突入するまでの物心ついてからの漆黒な物語。
女子校6年間の淡く儚い白の時代です。
映画・芝居・本などなど、泡沫ちゃんの感想文。
日本を脱出してベルリンにいます。
性のことを赤裸々に。肉欲に正直でいたい。
私はセックスが好きです。最高密度のコミュニケーションだと思ってるし、実際本当そう。でもただ単純に好きってわけじゃなく、これには根深いトラウマとコンプレックスが詰まってる。ずっと書きたかったセックスのお話。
「あたしはいつだって パラレルワールドと隣り合わせに生きてきました 幾千幾万もの平行する世界 その世界ではこの世界で叶わなかったことも叶ってる だからせめてこの世界では この世界のあたしとして全うして生きていこう そう思うのです」 3年前の芝居「言問う処女」の口上の通り、私はいつだってパラレルワールドと一緒にあったんです。 そのきっかけはSF&漫画オタクの父の影響から。小学生の時にはパラレルワールドの存在を知っていて、SFは嫌いだったのだけど、パラレルワールドの概念だけは私
中銀カプセルタワービルに住んで4ヶ月が過ぎようとしています。当初は1ヶ月の予定だったのに。しかも住むことになったのも3月20日頃。お誕生日時点ではまったくもって想像だにしていなかったのに。だから人生捨てたもんじゃないって思うのですね。 中銀カプセルタワービルの生活はそれはそれは楽しいです。一人暮らしが基本苦手なのですが、ここは女子寮で、いつも何かしらのイベントがあります。電子レンジや爪切りを借りたり、Gが出たら倒しに行ったり。『ようこそ微笑み寮へ』や『ミントな僕ら』で寮に憧
眠りについていたblogが目覚めました🐠 http://vinyltheater.com/blog/post/category/chie-nomura
クリスマス前夜ですね。クリスマス当日よりもワクワクしてしまう背徳感と共に毎年過ごしてます。その昔ね、道に外れた恋をしていた時はクリスマスと年末年始が大嫌いで仕方なかった。あとお盆も。なんとか早く過ぎて平凡な日常が来ないかなって。だってそうしたら会えるもの。だから逃げるためにも巫女さんのバイトをしたりしましたね。巫女さん自体に興味があったので丁度よかったです。 こじらせてこじらせて一周回った今になると、すでにクリスマスも年末年始もけっこうどうでもよくなります。一応スナック雨で
今朝どなたかが、6月に書いた『王子さまがいる世界のこと』という懐かしい有料記事を購入してくださり、慌てて読み返したところ「あぁこんなこともありましたね」と、遠くを見つめる気持ちになりました。いやー懐かしいね。こんな風に思ってたのね。 この頃のあたしに言いたいのは、あなたが予想していた通りになりましたよ!! ということ。大体そんなもんです。あたしにその気はないのにほだされて、あれよあれよといるうちに相手の情熱に気持ちにひっぱられ、こちらも本気になった途端に手のひら返される。ま
泡沫ちゃんでも千絵ノムラでもどっちでもいーや。
思うところがあって泡沫ちゃんから千絵ノムラnoteに変更しました。元々はそうだったのだけどね。ある出来事を境に泡沫ちゃんになっていました。それから1年半、あたしは元気になりました。でもまたいつ崩壊するかわからない危ういものです。それにまだ泡沫ちゃんを名乗ってもいます。でも、いいよね。いくつも側面があっても。母であり妻であり女である、みたいなそんな感じで。 ということで、いつまた泡沫ちゃんnoteに戻すかわかりません。マガジンはすべて泡沫ってつけてますし、そのままで行こうと思
世界で一人だけのあたし。
泡沫ちゃんから千絵ノムラに戻そうか悩んでます。
代官山蔦屋書店で漫画家・上村一夫さんのフェアを担当してます。 https://store.tsite.jp/…/eve…/magazine/14907-2201280717.html 上村一夫といえば、艶やかな女性たちの絵で有名ですが、漫画もすごいのです。あたしはそんなに数を読んだことありませんが、代表作「同棲時代」は大ヒットして、当時は同棲ブームが起こったほど。修羅雪姫は映画化してキルビルでオマージュされたりしましたね。 そんな上村一夫の贅沢すぎる原画から貴重な愛用品な
7月4日。それは1年の中でもあたしが世界に、宇宙に、運命に感謝をする日です。 きっとこれを来る日が来るんだろうなってずっと思ってました。このこと無くしてあたしは存在しないし、こんな素敵なこと、たぶんもう二度と今世ではない。それほどまでの片思いなんです。
セーラームーン世代のあたしにとって、誰が推しキャラかというのは重要な問題。当時は小学生で独占欲も強く、友人とかぶらないようにしなければ! という今ではわけのわからない道理がありました。 最初はね、まこちゃんが好きだったのです。セーラージュピター。大きくて男勝りで怪力で、だけど心は誰よりも乙女で、そんなまこちゃんが大好きでした。でも「まこと」という名前の友人が「私もまこちゃんが好き」と言ってきた時に、「あぁかなわないな」と子供心に悟ったのです。だってキャラと同じ名前なんだもん。
最初の彼と22歳の別れをする前に、こっそりと終わった恋がありました。まあそれは大きな声ではいえない間柄で、恋愛ってああいうことを言うんだなと身を持ってしった関係でもありました。 最初の彼とは恋人というよりも親友で、大好きだったけど胸がきゅーってなるよな経験はなくって。だから大学友がカラオケでaikoとかの恋愛の曲を歌って、きゃー切ないー! なんて盛り上がってても何一つわからんかったです。切ないって何? ただそのこっそり彼と関係を持つようになってから、すべての恋愛の歌が胸を
夢に色をつけるなら何色がいいかな。青好きのあたしは青がいいに決まっている。でも寒色系が好きなので緑色もいいかもしれない。すっきりと爽やかな夢。 濃厚な緑はなんだから迫ってくるアメーバのよう。あたしの中に入って支配してくれればいいのにね。誰かがあたしの身体を乗っ取って生きていく。うーん。それはやっぱり嫌かな。 まだまだ彼とあたしとの間には距離があって。埋まるわけがない。埋められるわけがない。その距離がもどかしいけど愛しくて、その距離によって救われるものもあるし、つなぎとめら