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【連載】RYUKYU SOUL, HUMAN SOUL #6 成田→那覇

こんにちは。お読みいただきありがとうございます。前回までの連載では全5回を通して、私が沖縄一人旅をしようと思ったきっかけについてお話ししました。

今回からは6日間の一人旅の様子や旅を通して思考したことを少しずつ話していこうと思います。今回は成田空港出発から那覇空港到着までの出来事についてです。

<成田→那覇>
現地で出来るだけ長い時間を過ごしたかったので、朝早く家を出て8:10発の飛行機で成田空港から那覇空港へ向かいました。ちょうどOZworld(沖縄出身のラッパー)がアルバム『SUN NO KUNI』を出した次の日だったのでそれを聴いて、彼のリリックや音から自然に浮かんでくる沖縄の景色を思い浮かべ、彼のリリックに込められてた沖縄の歴史や思想に思いを馳せ、いつもならそこで終わっていたけどこの日はついに興味に溢れた憧れのその場所に実際に行き自分の肌でそれを感じられることに、気持ちが高まっていました。

成田空港の第三ターミナルから国内線を使ったのは初めてで、チェックインや保安検査場の場所が分からず少し迷いました。そして5泊6日で洗濯する時間も無いとなると夏にしても荷物は多く、人生で初めて重量オーバーの追加料金を払うようにいわれて払いました。でも旅の面白いところはこういう予期せぬハプニングや迷いなのだとこれまでも一人旅をしてきた私は知っていたから、不安よりもすでにワクワクしていました。

混み合った空港のコンビニで朝ごはんを買って食べて、今回は沖縄で2件の民家さんにお世話になる予定だったので、お礼の気持ちを込めて空港で東京土産に東京ひよこを買いました。東京土産は自分もあまり食べたことがなくてよく分からなかったけど、名前に「東京」がついていてクラシックだから地方の人にはちょうどいいと思って、これを選びました。なんて言って渡したらいいかな、どんな民家さんかな、どんな人に出会えるかな、どんなことが待ち受けているかな、とこの時になって少し緊張してきました。旅の目的は明確だしスケジュールもしっかり組んであるからそこに関する不安は無いものの、そこに含まれない予見不可能なハプニングには少しだけ怖くもなります。そんな時は、これまでの一人旅でもそうでしたが、上手く行かせるようにはどうしたらいいか、自分の中で色々な状況を想定してどう振る舞うべきかをイメージします。

さすが夏の那覇行きの飛行機で、機内は満席で搭乗口も長蛇の列でした。私は手荷物のリュックもパンパンだったので、買った東京ひよこは上の荷物棚に入れました。でも降りる時に忘れる可能性が非常に高かったので、絶対に忘れないようにiPhoneのロック画面をひよこにしておきました。(笑)機内の旅行客の会話はみんな沖縄に着くのを楽しみにしていて、とても愛されている土地であることを再確認しました。

那覇行きの便の搭乗口の列

私にとって人生で初めての沖縄。那覇に着陸した瞬間遠くに水色の海が見えて、空港は国内外からの観光客で賑わっていて、内地にないフルーツのジュースが沢山売ってて、海とフルーツが大好きな私は単純にそれだけでテンション上がりまくりでした。これがわたしの目で見た沖縄の第一印象。ちなみに空港ではAwich(沖縄出身のラッパー)の曲をランダムに流して聴いていました。

着陸した時の景色
空港に売ってたペットボトルのグァバジュース。シークワーサーとパインもありました。
有名な看板も。

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