【#6接遇教育】105歳を生きるということ
お正月ならでは,NHKをずっとつけている。
篠田桃紅さんという105歳の美術家のドキュメンタリーをみた。https://www.google.co.jp/amp/s/wezz-y.com/archives/51268/amp
わたしの年齢の倍を生きておられる。
60代半ばで亡くなったわたしの母は癌がわかる前の晩年、「食べたいものがなくなった」「なんか面白いことがないだろうか」とよく口にするようになっていた。
文化的なものに興味のあまりない母で、わたしや父が、クラシックのレコードや美術の話をすると不機嫌になるような母だった。
そんな母を気の毒がって神さまは、早く母を召したのかもしれない。
篠田桃紅さんは、海外の方が評価が高いという。
彼女はずっと答えを見つけられない、まだまだ発見があるという。画家は後世に絵に残り、少し誰かが興味を持ってくれればそれでよいという。
葛飾北斎もなくなる前に
『天があと五年の命を与えてくれたなら、真の画家になれただろうに」といったという。
あれだけの作品を残しながら、まだまだ満足していなかった。
だけど、篠田さんは諦めないが、
人はそれぞれで良い、という、多様性の考えを持っている。
「日本人だから、アメリカ人だから、なんてことを言ってるから戦争になる。あんな馬鹿げたことはないですよ。」
二度の戦争を経験して満州で生まれた彼女の言葉は重い。
わたしの倍生きて、わたしはそこまで挑戦し続けられるのだろうか。
多様性、ダイバーシティについてはわたしは早くから目覚めていると思っている。
さまざまな個性を受け入れ繋ぐこと。
今の仕事にマッチしていると思う。
年明けから接遇研修が続く。
繋ぐこからを大切に伝えていこうと思う。
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