チーム医療は、何が正しいかの前に相手が、自分が、どんな見方をしているのかを知ることから。
看護の視点、などとよくいいますが、
何が看護の視点を支えるのか、と考えた時に、
あなたはどう答えます?
私は、観察 が、ささえるとおもってます。
観察、と聞いて、
バイタルサインでしょ。ちゃんととってるよ。
なんて思った方、それも大切なデータですが、
それは最低限のこと。そこではないんです。
いま、目の前の、患者さんが、
あなたにとってどう見えていて、
それがなぜそのように見えるのか?を真剣に考えたいものですね。
例えば、せん妄っぽい。
例えが、なかなかリハビリが進まない、ぐったりしてる。
疾患ステージについて考える。フィジカルアセスメントは当たり前ですが、
なぜ、そうなっているのか。
なぜそう見えるのか、について、病態的にだけでなく、環境的に、栄養学的に、さまざまな視点で、観察して情報を集める・・・
せん妄、と見えていたけど、あれ、そもそも違うようだ、なぜならば、、、
と、本質を知るには、どうしたらいいのか。
関わりを持つこと、でしか、得られませんよね。
夜間せん妄があった、と言う報告だけで、
医師に薬を調整してくれと頼む前に、
なんかやることないかなあ、、、
それが看護そのものだと思っています。
介入することによる変化を観察すること、かな。
それを繰り返して、患者像が見えてくるのです。
関わろうとする看護師が何度も部屋を訪れ、カーテンが揺れることその瞬間に、
患者さんは関わろうとする看護師に心を開くカウントダウンをするのかもしれませんね。
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