《転職起業記録②》日常と非日常と日常と非日常と
コロナを理由に自分の人生を改めて見つめなおして、
大きな方向転換をしようとしているわたしの備忘録です。
今年40歳。
40という歳が若いのかそうでないのかは、もはやわからないのですが、
下の子の小学校入学を機に、フト思ったのです。
ああ、私の人生、これで平々凡々と過ぎていくのかな…
小学生の子どもが思春期になり、やがて受験生になり、彼氏や彼女ができ、そのたびにそれなりに親として悩み、あっという間に巣立っていく。
それも一つの幸せかな・・・
子どもが巣立ったら、ダンナと二人か・・・(その問題は今は考えないでおくとして笑)
その頃って、私、何歳だろう。
今上の子が8歳で、家を出るのが18だとしたら、あと10年後か・・・・
ってことは、50か。
え・・・・・
50歳・・・・・・!!!!
50歳になった自分は、いったいどうなっているだろう。
このままいったら、子どもが巣立った後にわたしは抜け殻になって、抜け殻以外のなにものでもなくなってしまうような妙な焦り。
(それだけ今を一生懸命やってるんだから、別に抜け殻でいいでしょ?)
という自分と、
(50って人生100年時代の折り返し地点。抜け殻してる場合じゃないんじゃない?もっとやれることの準備をこの10年間でやろうよ!)
という自分が交差する。
子どもの ”なりたいこと” や ”夢” の話をするたびに問われる、
「ママの夢ってなぁに?」
という質問にどう答えていいか、
やたらモニョモニョとした、どこか歯切れの悪い回答をする自分にゲンナリしながらも「人生って割とこんなもんだ」と諦めきれないでいることに、いい加減決着付けたいという想いがいよいよ膨らんで、膨らんで、どうにもならなくなってきた。
今だ。
私、変わるのは。
そう心に誓うものの、
「ママ、おなか減った~」
「ママ、この問題合ってる~?」
「ママ、ハサミどこにあるの~?」
「ママ、これ食べていい~?」
「ママ、これわかんないーー!」
「ママ、みてーーーーーー」
「ママ、みてってばーーーーー!!!!」
「ママ、ねーねが叩いた!!!!」
「ママ~」
「ママーーーー!!!!ウェーーーーーーンT_T」
「ママーーーーーーーーーー!!!!!!!!」の嵐で、
結局この瞬間に、ただただ対応する日々。
今私がやるべきは、この子たちのお世話なのではないか?
今私が考えるべきは、自分の人生ではなく、この子たちの人生なのではないか…?
私は何か間違ったことをしようとしているのではないか…?
ママママ嵐のオンパレードで、一瞬また現実に引き戻されていくことで起こる錯覚。
ああ、こうやって、ママたちは、自分を忘れていくのかもしれない。
出産してからずっと、自分の人生と子どもの人生をうまく分離できないで、
子どもの人生に介入しているうちに、まるでそれが自分の人生のようになっていく。
決して悪いことではない。
だけど私は、親になるためだけに今までの人生を送ってきたわけではない。
私としての人生を歩むために、生きているのだ。
それは決して、子どもをないがしろにすることではない。
一番大切な目の前にいる小さな人たちのためにも、
自分の人生を真っすぐ生きるというのは、やはり必要なんだと思う。
だから、今なんだ。
私が、変わるのは。
今日こそ、日常に振り回されないぞ。
自分の意思で一日を過ごすんだ。
たった5分でもいい。
私自身と対話していこう。
この非日常的一瞬の決意が、きっと未来の日常を変えると信じて。