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Photo by
shinobuwada
ブレインクリニックで微妙だと思ったこと
微妙な医師の返答
グレーゾーンで不登校だった小学生の娘がブレインクリニックのTMS治療をうけて、治療効果を実感しているが、絶賛ばかりでなく微妙だと思うことも念のため挙げておく。
私の娘はTMS治療を受けて特に副作用などなく、困ることもなかったが、
4回に1回受ける医師の診察は、医師によっては頼りないと思うこともあった。何かこちらの変化を伝えると、「この治療があってるんでしょうね」と別々の医師から同じような返答をされた。患者に対してこういえばいいというようなテンプレートがあるようで少し気になった。
最後の診察でも「これだけ回復していればもう大丈夫だと思う」と言われ、「どういう理屈で元に戻らないというのはありますか?」と聞くと、苦笑いしながら「うーん、まぁ経験上?」となんだかなという返答。
確かに娘は回復して、症状が悪くなったわけではないので(むしろよくなっていると感じる)その先生の言う通り大丈夫なのだが、よくわからない治療法であればこそ、医師にはしっかり説明してほしいと思うのが患者側の思いだ。
このような現状を見ると、TMS治療が普及すれば精神科医というのはかなり淘汰されてしまうのではないかという気がした。まだまだ未来の話になりそうだが、技術が発達して脳の研究が進んでいくと、療育と薬を飲んでコントロールするという発達障害へのアプローチも大きく変わってくるに違いない。