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プロ中のプロ

私たちは関西人なので、
たこ焼きやお好み焼きを上手に作れます(笑)


関西人の家には高確率でたこ焼き器があります。
たとえ一人暮らしであっても…笑


小さい頃から、お家で焼いてるから
鍛わってる!

たこ焼きをくるくるすることや
お好み焼きをプレートでひっくり返すには
手首の動きが重要なんです☝️

竹串でくるくるっと回していくと…


タコがちょっと見えてるのは素人だからご愛敬ということで。


そうなんです!
私たちはたこ焼きのプロと言っても過言ではない!(なんつって)


そしてこれはもっとすごいプロ中のプロのお話。


先日、「大阪聴覚障がい児教育研究会 実践交流会」へ行ってきました。

今年度、途中からうちのクラスに来たSちゃんには「聞こえにくさ」があります。
補聴器の扱いやら、10月から四苦八苦しながら。


これまで通常学級を担任しているときも、
「聞こえにくさ」を持っている子を担任したことがなく。

いろんなお話が聞けて大変勉強になりました。

その中でも、私の心に残ったのは
「中学卒業までの9年間で、私たち教員は子どもたちにどうやって配慮を得たら自分は学習しやすいのかの自己理解と、自分の配慮してほしいことを周りに要求する力を身に付けさせることが大切」
というお話。

漢字が書けたらいいけど、それよりもまずは読めること。
字幕をつけてもらって理解するために、ある程度の言語能力をつけること。
など、その子が欲しい援助を活用できるように力をつけていく。

「インクルーシブ教育」と話題になっているけど、
その子が教室にいるだけでなく、その子の学びも保証してあげないといけない。

聞こえにくい子が「ともに学び、ともに育つ」ためには、知識や経験が不足していたら難しいところもある。
そういったことはICTを活用してみてはどうか。

などなど。

終始、「おぉ。」「なるほど。」と首を縦に振りながら興奮して聞きました(笑)

日本にはこんなに素晴らしい研究をしているところがあるんだな。
すごいプロに出会えて、私もがんばろうと思えた。
私らしくでいいから、彼女彼らの未来を考えることのできる教師になりたい。

大興奮して1時間半が終わった。


先日、虹が見られました。

1度目

Sちゃんと廊下に出て一緒に見ました。

2度目


その廊下を通ると
一緒に見た虹を思い出して

「にじ!」

と、すこし特徴のある発音でニッコリしながら私に伝えてくれます。

「聞こえにくさ」以外にもいろいろ課題のあるSちゃんですが、
彼女の行く先がすこしでも楽しくなるように、
将来の彼女に必要な力ってなんだろう、と模索していきたいと思います。


白抜きの枠を書いて、Sちゃんに書いてもらった「け」
なぜだか、「げ」にされました(笑)

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