ヒカリモノの話
最近気付いた事があります。
それは
ラメとパールの区別がついていない方がいらっしゃる
という事です。
マニキュアだとわかりやすいかと思って見出し画像にしてみました。
左がラメで右がパールです。
どのように違うかというと、
ラメは点で・パールは面で光るんですね。
だから、質感が異なります。
ただそれだけの事です。
なのに。
アイカラーを「ラメがざっくざくで盛れる!」とか
ハイライトを「パール効果でお肌がちゅるっちゅるに!」とか
間違った事を堂々と発表している人が大勢居ます。
近年増えて来たツヤ系のベースメイクアイテムには、保湿成分だけではなくパールとラメの両方が入っていたりもします。
強い光は視覚効果として前方にボリュームをもたらしますが、それが良い事とは限らないと思うのです。
人間の顔は複雑な立体なので、むやみに光らせても見た目の良さを獲得できる訳ではないからです。
特にこれからの季節は、お肌をツヤツヤに見せたいのに失敗してしまう方が多いので、今回はそれを回避する方法をお教えしちゃいますね。
まず、これはアイカラーなんですけど
左がラメで右がパールです↓
どちらもキラキラして綺麗ですね~☆
でもこれは、遠目&やや暗めの環境だからです。
至近距離&明るい環境だとこう見えます↓
白い紙という平面に塗ってこのような見え方なので、お肌の上ではざらつきに見えてしまう可能性があります。
と云う訳で、お天気の良い日中に至近距離で顔を見られるシチュエーションではラメもパールも多用しないほうがお肌は美しく見えます。
逆に、夜の薄暗いレストランや、ステージ上で自分だけに照明が当たる環境とかですと、ラメもパールも凄まじいパワーを発揮して来る訳です。
だから基本は遠目、と覚えてください。
他人に間近で見られる事のない機会から試してみるのがおすすめです。
そうして少し離れた位置の鏡から自分の見え方を確認してみましょう。
ラメもパールも塗ってはいけないという訳ではないんです。
塗れば塗るほど輝くのでもう何が何だかわからなくなって「盛れてる!」と勘違いしてしまう人が多いので、気を付けていただきたいという事です。
特に、広範囲に塗りのばすのは全くおすすめ出来ません。
今度はキッチンペーパーに塗ってみましたよ↓
暗めの環境でも凹凸が目立ちます↓
だって、強い光は前方にボリュームを出してしまうので凸をより凸に見せてしまいますし、そのギャップで凹もより凹に見えてしまうのです。
賢いあなたはもうお気付きですね?
ラメ・パールの入ったアイテムを顔全体に塗ってはいけません。
特に、下地やパウダーなどベースメイクアイテムは要注意です。
ツヤツヤになるはずが、こうなってしまいます↓
これは目の下というか鼻の横の頬部分なんですけどね。
加齢による毛穴の開きが光の効果で激しく強調されてしまっています。
ラメ・パールなしのアイテムでベースメイクすればそんなに毛穴は目立たない肌なのに…↓
すっぴんだとあんまりわからないのにベースメイク製品を塗った途端、毛穴が主張して来る、しかも激しめに。
って、中年あるあるなのです!
ですから安心してください。
と、このような理由がございまして、わたくしはラメ・パールなしのベースメイクアイテムを特に中年以上の皆様におすすめしている訳なのでした。
えっ、ラメ・パールなしのベースメイクにしているのに頬の毛穴が目立つんですけど!?
という方には、このようなアイテムもあります↓
これはよーく見ると超~微細なパールがほんの少し入っているんですけど、
それに意味は感じられない半透明の練り状で↓
スキンケアの後、化粧下地の前に、片頬につきお米1粒程度の量をくるくるとなじませるだけで毛穴を目立ちにくくしてくれる不思議アイテムです。
と言っても、昔からよくあるシリコンで毛穴を埋めるタイプの製品です。
お肌に悪い成分は入っていませんし、加齢で目立って来た毛穴を誤魔化すのに適していると感じましたので紹介してみました。
キッチンペーパーに塗ってみたら、効果が一目瞭然です!↓
でも、これじゃあお肌をツヤツヤには見せられない…
と思ったあなた。
思わなかったあなたも。
ツヤは後から作るのです。
それが演出であり、メイクの真骨頂だと言えます。
と云う訳で、こちらをお読みください↓
2年前の記事ですが、このまま実践していただいて大丈夫です!
せっかくメイクをするのですから、美しくなっちゃいましょう。
理論派のあなたはコレを読むと更に美しくなれちゃうかも知れません↓
と、こんな感じで、わたくしの記事は、他の記事の内容と組み合わせて実践していただく事でより一層美しくなれるように構成しておりますので、ぜひマガジンもご利用くださいね。
まとめ読みも、まとめ買いも、大歓迎です!
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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。