過激な大人のアイメイク論
遂に、と云うより、やっと、先日呟いたKATEの新製品について書きます。
が！
実際塗ったらこんな感じですよ～、といった生温い内容ではありません。
実際に商品を取り上げながら美女に見えるためのアイメイク論を激しく展開するつもりです。
完全に大人に向けた内容となりますので、大変申し訳ないのですが
未成年のお子さま及び刺激に弱い方、それから、美女になりたくない方は、これ以上お読みになりませんよう、くれぐれもお願い申し上げます。
では、ここから早速、超絶怒濤の勢いでまいりますよ！
読者の皆様は既にご存じかと思いますが、わたくしは最強無敵のメイク研究家であり過激なレディなので、目が合った殿方は皆、石になってしまうほどアイメイクが巧いんですね。
ですから、もう本当の事を書いてしまいますと、
目周りが美しければ誰でも美女に見えます。
よく「他人と話す時に緊張してしまう人は相手の鼻辺りを見ましょう」
とか言うじゃないですか。
これってつまり、人間には他人の目を見てしまう習性があるという事です。
「顔色を窺う」と云う言葉がありますが、他人の表情や顔つきを見て何かを判断しようとする時、主に見るのは目元なんですね。
誰かと会う機会ってお肌のコンディションを気にしてしまうものですけど、毛穴とかシワとか本人が気にしているポイントは意外と全然見られていなくて、そんなところよりも、感情が読み取れるであろう目と眉も含めた目周りはしっかり見られています。
だから目周りを美しくすれば自動的に美女に見間違えられるという訳です。
という事は。
アイメイクがおかしいとおかしな人に見えます。
だからこそ、大人は絶対におかしなアイメイクをしてはいけないのです。
おかしなアイメイクとは、現在ならこんな感じかと↓
何故これがおかしいのかと言うと、実際に無いものを単純に線などで平面的に表現しているだけなので、顔の表情になじむ事がないからです。
それで他人に違和感や恐怖感と云ったおかしな印象を与えてしまうのです。
たとえて言うなら、落書きがいちばん近いと思います。
ですからわたくしは、まさかこういったものを「メイクの技」と捉えて実践する大人の淑女なんて居ないよね、とずーっと気楽に構えていました。
しかし、この度ちょっとした危機感を覚えたのと、まだマスク時代が続きそうな事も鑑みて、この記事を書く事にしたのです。
では、ここでKATEのアイシャドウパレットに登場して貰いましょう。
これなんですけど↓
フタの模様で中身の質感がわからないので開けます。
暗めの室内と、自然光が眩しい窓辺でも撮影してみました↓
何故わたくしがこんなにしつこく撮影したのかと申しますと。
上の２色があまりにもキラキラすぎるからです！
KATEさん公式によると、このキラキラすぎる２色が粘膜ライン拡張と涙袋演出のために設計された色であり、１パレットで下まぶたメイクまで完成するというコンセプトのアイシャドウパレットとの事なのですが。
わたくしは2021年5月に、美女になれるアイメイク技として粘膜拡大目的の下まぶたメイクを大人におすすめしました。
それで、この商品が発売前から気になっていたのです。
大人は加齢により皮膚が下がってまぶたがくぼんで来るので、それらを目立たせない方法のひとつとして下まぶたメイクをおすすめしているのですが、それが１パレットで叶ったら便利だな～と思っておりまして。
そして、よく大人がプチプラを使ってもいいの？
という事を訊かれるので、それにお応えしたい気持ちもあり。
それゆえ、もう最初に言ってしまいます。
この商品、大人に向けて作られている訳ではありません。
何故なら、サラサラすぎる粉質な上、キラキラすぎるからです。
やがて自分の視界がキラキラになるタイプのアイシャドウです。
本来KATEのターゲットである、すごく若い方であっても、コンタクトレンズユーザーでしたらおすすめ出来ません。
じゃあアイシャドウプライマーでしっかりくっつければいいのでは？
と思われるかも知れませんが、ちょっとこちらをご覧ください↓
誰でも必ずシワがある事でおなじみの手指の関節に、全顔用の強く色がつかないメイク下地とアイシャドウプライマーを塗ってから、今回のアイシャドウを塗ってみました。
確かにアイシャドウプライマーを塗ったほうが発色は良いのですが、シワの深さが強調されてしまっていますよね。
このタイプの粉を無理矢理密着させると、このように皮膚の凹凸、ひいてはアラが目立ってしまうのです。
こういう理由で、基本的にわたくしはアイシャドウプライマーをおすすめしていないのです。
単体で綺麗につくアイシャドウは沢山ありますし、全顔用の良い下地があればアイシャドウプライマーは必要ありません。
まぶたにしっかり色をつける事がアイシャドウを塗る目的ではないのです。
まぶたには自然に溶け込むように塗れる質感のアイシャドウを使えば、目周りの皮膚を美しく見せる事ができます。
では今回のアイシャドウパレットが実際どんな仕上がりになるかというと、こうなります↓
わーお。ただただ、キラキラです。
これ、使い方の説明に忠実に塗った画像なんですけど。
全体的に薄～いし、なのにやたらキラッキラしてるし、何と最初の悪い例と全く同じメイクパターンです（よーく見るとわかりますよ）！
人間の皮膚のツヤ感や粘膜のみずみずしさを、点で虹色に輝くようなチープなラメとパールで再現できる訳はないので、バーチャルなアイズをメイクできてませんってばKATEさん。
意外と知られていないんですけど、目周りの皮膚をキラキラさせたからと言って、目が綺麗に見えるとかの素敵効果って全然ないんですよ。
そしてこれ、謳われている粘膜ライン拡張＆涙袋演出効果も出てません。
大人が使う意味はないのでしょうか？
いいえ。わたくしなら、こうします↓
両方しっかり見比べてみましょう。
先程の説明通りの塗り方（左）と比べると、わたくしの塗り方（右）のほうが全方位的に目が開いて、目周りの皮膚のキメも整って、目の位置も下がって見えると思います↓
でも、例によって例の如く極力同じ条件下で撮影＆切り取った同一人物の目ですし、NO加工NO修正の画像なのですよ。
色調が若干違うのは、自然光頼りで撮ったNO調整の証です。
実は目の周りの皮膚の質感って他の部分の皮膚と比べると、どなたでも綺麗なんですね。ちょうど骸骨の目の穴の内側の部分です。
だからその綺麗さを余計な線や点で邪魔してはいけないのです。
何も無い所に線を描いたり、ただキラキラさせるのは、他人の視点をそれらに誘導する効果しかないから落書きレベルなのです。
わたくし智恵子式では、他人の視線を拡散させたり、そこに無いものを想像させるところまで計算してメイク方法を組み立てているので、アイメイクの場合は拡張を通り越して自然に拡大効果が得られるようになっています。
この事についてはこれからも書き続けて行きますし、方法論は成り立っても実践性に欠けているのよとか思われたら悲しいので、そろそろ具体的な方法に移りまーす。
まず最初に①をアイホールに塗ってから、②を上まぶた全体に塗る事で皮膚が内側から輝いているかのように見せるのです。
キラキラを顔中に飛び散らせないためにも、ブラシではなく付属のチップか指のはらで塗る事をおすすめします。
下まぶたは目のフチに沿って③-1をしっかりめに、目尻側は２倍ぐらいの幅になるように塗ってから、③-2で軽～くぼかして粘膜色に寄せます。
そして大人は老化に対抗するために目の位置を下げて見せたいので、今回はプラスワンアイテムとしてグリッターライナーを使いました。
これは他人の視線を下方向へ誘導する矢印になるので④の位置と形に忠実に塗るのがポイントです↓
④はこちらの記事で紹介したジルスチュアートのものです↓
色番号はやっぱり絶対に04一択でお願いします。
と、云う訳で。
大人がプチプラを使っていいの？に対する答えはYESです。
でも、コスメ（＝メイクアップ製品）を価格で選ぶのは間違っています。
安い（高い）からと言って漫然と使っても美女には見えませんし、説明通りに使っても美女に見えるとは限らないからです。
コスメにとって最も大切なのは使い方なのです。
今回、実際の商品をかなりディスってる！と思われるかも知れませんが、
実は、今回使ったNL-1はすごく良い色だと思ったので取り上げました。
黄みにも青みにも寄りすぎていないので肌色問わずどなたでも使いやすい、プチプラコスメでは珍しい色だと思います。
まあこんな調子ですけど、わたくしって天下無双のメイク研究家だし過激なレディじゃないですか。
一体何を言ってるんだ?!という事も多々あると思いますが、メイクに対する美学はブレないよう細心の注意を払ってやっておりますので、目周りを美しくしたい方は是非この辺りの記事も参考になさってください↓
また、どんなコスメを買ったら良いかわからない方もわたくしの記事を参考にして戴ければと思います。
わたくしは必ず、自分で購入した商品を色々な使い方をしてみてから記事に取り上げるようにしておりますので。
もしわたくしが、何の根拠もなく特定の商品を激しくおすすめし出したら、
その時は百眼巨人を倒した剣でわたくしの首を斬り落としてください。
いつもそれぐらいの気持ちでやっております♡
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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな～♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。
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