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何のためにメイクするのか考えてみた

はい。今回は真面目な事を書いてしまいそうです。
先日80年代のメイクをする機会があったんですね。
これが現在のメイクとあまりに違いすぎて大変面白くて、もう色々考えてしまいましたので、その事について書こうと思います。

まず何が面白いというか興味深かったかと申しますと。
80年代メイク、全然美女に見えない!って事です。
おかしいな~、1980年春の資生堂ベネフィークのテレビCMを参考にしてメイクしたはずなんですけど。
竹内まりやさんの名曲「不思議なピーチパイ」にのせて当時10代だったモデルのマリアンさんがメイクしているCMです。
堂々と引用できる資料がないので、皆様にはYouTubeで検索などしていただけますと大変非常に助かります。
そりゃあ若くて可愛い外国人のモデルさんとは顔が違うし!と、思ったあなた。
そうです、あなたの考え方は間違っていません。
ただし、80年代においては、です!
現在だと、それって前時代的な考え方なのですよ。
何故なら、現在は化粧品そのものよりも使い方が重視される世の中になっているからです。
昔は、その化粧品を入手する事がまず重要であり、使い方といえばメーカーから提示される一律の方法だったのです。
だから、参考画像(動画)からメイクの技法だけをすくい取ったとて、美しく見える訳がないのです。
その時代の雰囲気を出せるというだけです。
ちょっと何言ってるかわからない、という方は、大正時代とか、思い切って平安時代のメイクを思い浮かべてみてください。
一律のメイク技法は、個人の顔立ちをより良く見せる手段ではありません。
80年代に話を戻しますと、当時のメイクは社会において「大人っぽく見せるため」の手段だったのではないかと思うんですね。
80年代メイクの特徴である隙のないベースメイクに陰影を強調するポイントメイクは、どんな顔立ちの人にも「メイクしました感」をもたらしますし、良く言えば大人っぽく、悪く言ってしまうと確実に老けて見えます。
そんな仕上がりを、この2024年に見たせいで全然美女に見えない!と、わたくしは感じた訳です。
こちらの記事で書いた通り

現在のトレンドは「可愛く見える」メイクです。
と言うか。
現在って、社会において「可愛く見せるため」の手段としてメイクを利用している人口がものすごく多いと思います。
わたくしもその中のひとりです。
勿論、自分が心地良く&機嫌良くなるためにメイクをしている訳ですが、やり方次第で見え方が全く変わるのがメイクですので。
時は戻せないので若返る事は出来ません。
でも年齢問わず可愛くなる事は出来るのです、現在のメイク技があれば!
と云う訳で、わたくしはここnoteで化粧品の紹介をしているのではなく技をお伝えしているのでした。
このようなわたくしの考え方が、必要な方に届く事を夢見て、いつも記事を書いております。

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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。
それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。


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メイク研究家 智恵子
わたくしのメイク技により、ご自分の力でご自分を美しく出来るときめきを感じて戴けますように♡応援宜しくお願いいたします。