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急激にメイクが上手になる方法
わたくしはスーパークールな大人の女なので急に「スンッ」となる事があります。
最近では、フィックススプレーを盛大に使った崩れないメイク方法の動画が流れて来て「スンッ」となりました。
だってその動画でメイクをレクチャーしているお嬢さんが「ほら、水だってはじいちゃう」って感じで得意気に水を浴びてるんですよ。
あっ、すみません。「スンッ」どころじゃなかったです。
もうね、虚無でした。
あのう、皆様。
化粧品って、水を弾くものと弾かないものがあるのです。
わかりやすく色のついたものを使ってみますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1655797589160-h5Fn4QqIT1.jpg?width=1200)
これは色付きの下地なのですが、手の甲全体に塗り伸ばして、水道の激流にさらしてみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1655798707350-v36ejZyPDc.jpg?width=1200)
どうでしょう、水、弾いてますよね!
水を弾かないものの場合、まず水が玉状にならずに流れますし、その流れる水が白っぽく濁ったり色がつきます。
これは水滴が緑色にもなっていないので、完全に水を弾くタイプの化粧品だと言えます。
でもこれ、ただの一例です。
この製品が特別って訳じゃないんです。
ウォータープルーフの記載がなくても、このように水を弾くものもありますし、逆にウォータープルーフの記載があっても、激流には耐えられないものもあります。
日焼け止め・化粧下地・ファンデーションといったUV指数が表示されている(紫外線防止効果がある)化粧品は比較的、水を弾きやすい傾向にあると感じますが、ものによって全然違います。
ちょっとの水で簡単に溶けて流れて行ってしまうものもありますのでね、
皆様もお手持ちの化粧品の耐水実験をしてみると楽しいと思いますよ♪
って、そういう話じゃなかったですよね。
要するに、水を弾く化粧品でメイクすれば水を浴びても弾くのです。
特定の商品を特定の訳のわからない方法で使わなくても水は弾けるという事です。
この事をメイクの技として利用するなら、汗などの水分に耐えうる土台作りのために水を弾くタイプの化粧下地とファンデーションを使うという事になります。
メイクって回数を重ねないと上達しないので、実践する事が大切だとは思うのですが、バズっている商品や方法をやみくもに取り入れても技術が上がる訳ではないです。
何故なら、それらは根拠が不明だったり無かったりするからです。
メイクの実践においては根拠があるほうが良い体感や実感を得られます。
先程の例で言えば、
水を弾くタイプの化粧下地を使った→汗などの水分に強いので崩れにくいと感じられた
と、なる訳ですよ。
やっぱり動画だとインパクトがあるので「わー良さそう!」と飛び付きたくなる気持ちもわかるんですけど、一旦落ち着いて考えるようにしましょう。
ちょっと考えたらわかる事って意外と沢山あるので、メイクはいきなり実践するのではなく、ちょっと考えて納得してから実践すると急激に上手くなります。
ちなみに、わたくしはその点をよくよく考えて記事を書いておりますので、メイクが上手になりたい方は他の記事も読んでみてください♡
まあメイクに限らず美容や健康に関して、超~当たり前の事をまるで自分が世界で初めて発見した偉業かのように発表して虚無をもたらして来る人って大勢いるので、何事もちょっと考えてみるのは大切ですよね。
時期的に「崩れない」と称したメイク方法を発表する人も多いんですけど。
崩れないメイクは物理的に不可能なので、「崩れにくい」しか目指せないんですよね。
絶対にベースメイクを崩れにくくしたいんだあ!という方は、こちらの記事
を参考にして戴きたいのですが、ここまでしなくても、今より確実にベースメイクを崩れにくくする方法があります。
ファンデーションって沢山塗れば塗るほど崩れが目立つので、出来る限り薄く塗るのです。
何と、これだけです!
ものすごく単純ですよね。
でも結局、量を沢山塗るから崩れやすくもなるし、時間が経って毛穴が目立って来たりするのです。
と云う訳で、ファンデーションを塗ったら量を調節しましょう。
余分なファンデーションを取りたいのですが、取り過ぎたら意味がないので水で濡らしたスポンジをぎゅっと絞って使います。
この水とは、水道水の事です。
化粧水だともっと良いとか一切ありませんので、水道水をお使いください。
スポンジは、このように角があるタイプが使いやすいですよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1655813210152-7fkRpdJ66D.jpg?width=1200)
ファンデーションはリキッドでもクリームでもクッションでも大丈夫ですし、塗るのは指でもブラシでもスポンジでも大丈夫です。
塗ったら即、水で濡らして一度だけぎゅっと絞ったスポンジで小刻みに肌を叩くのです。
この時、どんなに元気でも、力の限りばんばんばんばん、パンパンパンパン叩いてはいけません。絶対に。
擬音で表すなら、ととととと…って感じですね。
聞こえるか聞こえないかの音量でシャンソンを流して覇気の無い少女になったつもりで「私の肌は硝子細工」とか言いながら優しく優しく叩きます。
まあ要するに、力を一切入れず、スポンジの重さだけで叩いてください。
スポンジの持ち方というか人差し指の位置に注目して戴きたいのですが↓
頬や額などはこのように広い面で、
![](https://assets.st-note.com/img/1655815432816-BG3tH7RWIc.jpg?width=1200)
目・口まわり、鼻などはこのように狭い範囲で
![](https://assets.st-note.com/img/1655815510610-CwTToe2oeY.jpg?width=1200)
肌に対して垂直に叩きますが、人差し指に力は入れません。
スポンジを支えるように添えているだけです。
こうする事で、余分な圧がかかるのを防げます。
激しい圧や摩擦ってファンデーションのポテンシャルをぶち壊すので意味がないというか本末転倒なんですよね。
ですから、どうかファンデーションは薄く薄く、そのためには優しく優しくという事を覚えておいてください。
勿論、崩れにくく(薄く優しく)塗ったファンデーションや、水を弾く諸々の製品は落ちにくいとも言えますので、その分クレンジングはしっかりしてくださいね!
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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。
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![メイク研究家 智恵子](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133958098/profile_2a5f82b62110b662b91a96d8b31d7c05.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)