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「好き」を考える

見出し画像はわたくしの指なんですけれども。
美しいですね~。
いや、逆です、逆!
自分の手の写真を使おうと思ったので、美しくしたんですってば!!
はい。これが平常運転の、メイク研究家 智恵子でございます。
前々回

前回

と、続けて「好き」と「似合う」について書いて来た訳ですが。
マインドやスピリットのお話ではなく、メイクとコスメのお話でしかないので、結局トレンド(=流行)を避けて通れないんですよね。
なので、今回はその事を書きます。

現在って
メイクはアップデートするべき?
という方と
流行りのコスメはどんどん取り入れなきゃ!
という方に、二極化している気がするのです。
勿論、大前提としてメイクは自由なので、どちらでも良いのですよ?

でも。


メイク研究家としましては、その中間ぐらいのスタンスをおすすめします。
何故なら、美の正体とは、バランスだからです。
そして本当の美とは、普遍性があり時代を超えるものなので。
まあ、せっかくメイクをするなら、美しく見えたいじゃないですか。
イマドキっぽさ即ちトレンドは、ほんのちょっとだけ取り入れるのが美しく見せるコツです。
たとえば。
涙袋を作って平行眉にしてチークで中顔面短縮、な~んてトレンド全部乗せメイクをすると、シンプルにおかしな顔になります。
バズっているブルーの下地で爆誕しているのは、透明感ではなく白浮きです。
どうしてこんな事になってしまうのかというと、人間はひとりひとり違うので、自分に合うよう調整が必要だからです。
誰かにぴったりだったものをそのまま自分にスライドさせて「バチコン!」とはまる事って、実はほとんどないのです。
その現象を「だって、顔が違うし…」と捉える方はとっても多いのですが。
人間、皮膚の下には脂肪があって、その下には筋肉があって、更にその下には骨があるんですよ。
これら全てに個人差があります。
そして、この事実がさまざまな事に繋がっているとわたくしは思うのです。
いま、SNSで論争が巻き起こっている韓国のクッションファンデにしても、まさにそうです。
良い・悪いではなく、合う・合わないという問題が確実にあります。
それは肌質が異なるせいだけではなく、そもそも人種によって人体としての差異がありますし、居る場所(国)の緯度経度で気候(温度・湿度)つまり環境が異なるためにそれに対する反応も異なるからです。
わたくしがなるべく日本のブランドのコスメを取り上げるようにしているのは、この点を考慮しているためでもあります。
昨今、「好き」と「良い」を混同している人が多すぎるので敢えてはっきり書きますが、人気商品が誰にでも「良い物」である保証なんてないのです。
もしかして、流行っていて人気があるからあなたはそれが好きだと思い込んでいるのではありませんか?
対象が何であれ自分が何故それを「好き」なのか一度考えてみるのは大変有意義な事だとわたくしは思います。
現在ってSNSの普及や推し活の流行のせいか、「好き」を対象に向かって「届けー!」と実際に送り付けるのが許される世の中になってるじゃないですか。
だから「好き」の対象への距離の詰め方や、「好き」という感覚までおかしくなる人が大量発生してるんですよ~。皆様も気を付けてくださいね。
わたくしは生まれつき、そういうのって無粋!と思っているタイプなので、もしファンアートが送られて来たら法的措置を取りますね。
って、ふざけていたら話が逸れてしまいました。
ここ10行ぐらいのことは忘れてください。
話を元に戻します。
「老化」という現象がありますよね。
人間は骨も筋肉も脂肪も老化するから、その表層である皮膚にも老化現象が目に見えて現れるのです。
だから自分が若い頃のメイクを続けていると、視覚的に違和感が生まれてしまうのです。
要するに、内部や土台が変化して来ているせいで表面のメイクが合わなくなる訳ですが、これは「あるある」なので慌てず騒がず。
1年に1度、メイクのアップデートを検討してください!
その年(時)のムードを感じて、もし何か好きな要素があったら取り入れていただきたいのです。
これはメイクを、コスメを、全部新しく変えてねという意味ではありませんので宜しくお願いします。
特に、ベースメイクアイテムは気に入っているものがあれば変える必要はありません。
ベースメイクひとつで肌の質感だけではなく、人としての印象や顔立ちまで変わるので、流行ってるから・バズってるからという理由だけで買うのは、本当にもったいない事なのです。
それに、メイクばっかり頑張る必要もないですよ。
あなたにとってのファッションやヘアスタイルと同じ程度の扱いがベストバランスになります。
なお、ムードを感じるには、書店に行って女性誌の表紙を一度に沢山見るのが簡単な方法だと言えますが、わたくしの記事をいつも読んでいただければ具体的な商品や技を披露する事が多々ありますので、いちばん手っ取り早いと思います。
流行とは移ろいゆくものなので、それぐらいの距離感でOKだと覚えておいてください。
そうなんです、イマドキっぽさって長期的に信頼できるものではないんですよ。
わたくしはこういう理由で、美容整形もアートメイクもしないのです。
簡単に、まして自力で直せないので。
こうして考えてみると、ずーっと信頼できるのって、やっぱり「好き」という感覚しかないんですよね。
そして「好き」の感覚をバグらせないためには、自分が大切にしたい事を常に確認するのが有効だと思います。

そんな、自分が大切にしたい事=「好き」の確認作業って、実は割と簡単に出来ちゃいます。
何をするのかと言うと、なんとマニキュアを塗るだけなんですけど。
これが、「好き」を考えるにあたって大いに役立ちます。
さまざまな色調と質感を試す事で、勿論、自分の好みは再確認できますし、自分の肌が綺麗に見える感じを発見できたりするんですよ~。
美容部員時代ネイル必須だったため、おびただしい量のネイルポリッシュを所有しているせいかわたくしはポリッシュ派なのですが、メイク同様、簡単に落とせるのがネイルポリッシュ(エナメル)の良さだと言えます。
100円ショップにも十分なクオリティーの物が売られていて、挑戦しやすいのも良いですね。
わたくしの場合、好みの感じに混ぜて塗る事が多いです。
ここで再び見出し画像をご覧いただきたいのですが。
自然光の中でふと自分の手元を見た時の画角で美しく見えたら嬉しいな♡
というコンセプト(?目標?目的?)です。
爪にツヤがある事は普遍的な美として認識されるので、ツヤを足した事でわたくしは堂々と美しいと言い切っています。
なんて書くと何か大変な作業をしていそうですが、そんな事はなく、これを使っただけです。

これがトップコートとしても優秀なんですけど、最初から他のポリッシュと混ぜるとより一層ツヤのある仕上がりになるのです。
こんな素敵アイテムがこの価格で買えるのはトレンドのお陰でしかありません。
ポリッシュを混ぜ合わせるにはクリアファイルの上でやるとよいと言われる事が多いですが、わたくしはいつもこのような↓小さいジッパー付き袋を使っています。

ネイルのプロではないわたくしがあと言える事は、ポリッシュを塗る時は利き手から先に塗ると綺麗に仕上がりやすいという事ぐらいですかね。
と、この適当さ加減からおわかりいただけるように、わたくしはネイルを推奨している訳ではなく、あくまでも自分の「好き」を考えるひとつの方法として発表しているだけですので宜しくお願いします。
自分の「好き」を考える機会、意外と面白いと思いますよー♪

ちなみに、わたくしの爪のお手入れ方法はこちら↓に詳しく書いておりますので宜しければ参考になさってくださいね。

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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。
それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。

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メイク研究家 智恵子
わたくしのメイク技により、ご自分の力でご自分を美しく出来るときめきを感じて戴けますように♡応援宜しくお願いいたします。