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肌を綺麗に見せる方法・超上級編

今回は、「超」上級編ですので
まず最初に初級編

次に中級編

その次に上級編

必ずお読み下さい!!

いきなり今回の記事だけお読み戴いても意味不明すぎて時間の無駄になってしまいます。

意味がわからなければ実践出来ない内容となりますのでご了承願います。
逆に言えば、初級編から順を追って全てお読み戴いた方には、すぐにご理解&お役立て戴ける内容だと思います♡
と言うのも、ピンポイント・色と来て、今回は何と、立体を操ります。
この立体が具体的に何を指しているのかと申しますと、
目の下のたるみ・ほうれい線
なのですよ。
と云う訳で、内容としては大人向きになるかと思いますので、この点も予めご了承戴けますと大変非常に助かります。

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では早速、本題に入りますが
目の下のたるみもほうれい線もメイクで消す事は出来ません。
何故なら、どちらも凹凸が複雑に合わさった立体だからです。
まあ実際こんな感じですよね↓

たるみ5

なのに、明るくする事でそれらの凹凸が目立たなくなるような説を唱えている人が大勢居ます。
と言うか、世の中ではその説のほうが正統派扱いのため、素肌より明るい色の下地を全顔に塗ったり、シワの部分に素肌より何トーンも明るいコンシーラーを塗る事が平気で推奨されていたりします。
たとえば、ニキビのようにぽつんと腫れて立体的になってしまっているものに対して、少しでも平坦に見せるために素肌よりも暗い色のコンシーラーでカバーする手法なら意味がわかるのですが、凹凸に対するとにかく明るくしましょう的な手法は根拠も不明ですし、わたくしにとっては意味不明すぎて意味不明です。
異端扱いされる事ばーっかりなのですが、この件に関してはわたくしのほうがまともだと心の底から思っているので、ここから先は坂本慎太郎さんの曲を聴きながら書きますね。
本当に、まともって何なのでしょうね?
って、それはおいておくとして。
目の下のたるみもほうれい線も、明るい色を塗るとこうなります↓

たるみ6

シワに隣接している部分の立体感がより強調されて、画像の白く塗ってある辺りが出っ張ってふくらんでいるように見えてしまいます。
すると、シワ本体が陰として黒く見えてしまうのです。
立体としても、ますます段差が強調される事になります。
これでは本末転倒なので、顔全体を明るくするのは絶対にやめましょう。
我々には表情があるのでシワに沿ってコンシーラーを塗ったら溝に溜まってしまうだけですし、上級編でも書いた通り、むらのような差異のあるところに均一に何かを塗ってもそのギャップを埋める事は出来ないのです。
じゃあどうするのかと言いますと。
目の下のたるみもほうれい線も始点をコンシーラーでカバーするのです。
そもそもシワ自体は暗く見えますし、シワの隣接部分は出っ張っているため肌色としてはやや明るく見えてしまっているので、暗くもなく明るくもないあなたの本来の素肌に出来る限り近い色のコンシーラーを使います。
中級編と全く同じ要領で、シワの始まりの部分だけをピンポイントで隠すのです。
コンシーラーを塗るのは、画像の赤で囲んだ程度にとどめます↓

たるみ7

すると、すごいたるみ感や深~いほうれい線という印象は回避出来ます。
最初に書いた通り消す事は出来ませんし、360度対応ではない技ですので。
そうなのです、この技は正面から見た時にしか効果がないのです。
あっ、そんなにがっかりなさらないで下さい!
という事は、ですね、正面から見られる時にぜひ活用して戴きたいのです。
え?正面から見られる機会ってなに?とお思いの皆様。
車の免許証やパスポートの更新時などなど写真を撮る機会の事ですよ!
実は今回、証明写真をお借りして来たのです。ふっふっふ。

たるみ3

左:ご自身でメイクされた時、右:わたくしがメイクさせて戴いた時
の同一人物の証明写真です。
これはパスポートの写真なので加工などが一切出来ませんし、今回の掲載にあたり色の調整なども一切しておりません。
そして時系列的には、左が過去に撮影されたものなんですね。
なので、左のほうが年齢は若いのです。
ちなみにこの方、右の撮影時の年齢は60代後半でございます。
美容医療も全く介入してないですよ。
な~んて、わざわざ注意書きせざるを得ないほどのメイク効果がおわかり戴けたと思います。
と云う訳で!

ここからウルトラ上級編はじまりまーす!!

肌を「超」綺麗に見せるためには、複数の技を組み合わせる事で効果を炸裂させるのですよ。
たとえば、今回のようにメイクで消したり隠したり出来ないものに対しては全く別のアプローチの技を組み合わせます。
上の画像は証明写真なので照明によってあんまりわからなくなっているのですが、ベースメイクの技にチークとハイライトの技を組み合わせています。

ではまず、このチークとハイライトの技を解説してしまいますね。
これは、目の下のたるみとほうれい線を目立たせない入れ方になります。
先程、目の下のたるみもほうれい線も始点だけ隠す技を披露しましたが、
これと併せて、目の下のたるみの終点部分をチークでカバーします。
と云う訳で、チークとハイライトとブラシ2種が必要です。

たるみ10

チークは、出来る限り自然に見せたいのでマットめの質感のコーラル(オレンジとピンクの中間の色)を選んで下さい。
キラキラ・つやつや・ギラギラしたものは絶対に駄目ですよー。
この12はパールがほとんど目立たないので肌色の明度にかかわらずどなたにでもなじみやすいコーラルです↓

ハイライトは寒色系でなければ何でも良いですが、画像はこの01です↓

チークブラシは一般的なタイプのもので大丈夫ですが、
毛先がフラットではなくボリュームがありすぎないものをおすすめします。

たるみ4

ハイライト用のブラシは小さいものがおすすめなのでこの記事を参考になさって下さい↓

何だかセザンヌ贔屓っぽくなっちゃってますけど、あなたがこれらの商品を買ってもやっぱりわたくしには何の利益もありませんので買って下さらなくて大丈夫ですし、それよりも、使い方に進みますね。

目の下のたるみの終点にかかるように横長の楕円形にチークを入れます。
チークはブラシにしっかりなじませてから、楕円の中心部分からくるくると外側に向かってぼかすように入れて下さい。

たるみ11

ニコッと笑った時の口角を上に延長して、①で入れたチークの部分だけにその延長線をハイライトで上方向に向かって入れます。
ブラシは往復させず上方向だけに動かして下さい。

これだけで、肌が上に上がった印象が作れるので目の下のたるみもほうれい線もそんなに気にならなくなります。
肌になじむ質感のチークで作った自然な血色感にハイライトによる光の矢印効果が重なる事で、視点を分散する事が出来るからです。
ハイライトによって肌の張り感も勝手に演出されて若々しい印象になりますし、どんな角度から見ても自然です。
だからこの技は撮影なんかなくても毎日取り入れて戴いて大丈夫ですよー!
ただし、こういった技の効果を最大限に見せるためには、ベースメイクが薄付きに見える事が必須条件になるんですね。
それがつまり、肌色を濁らせるものは避けて効果のあるものを出来る限り薄く(少なく)重ねるという、わたくしが初級・中級・上級編と3回に渡ってお送りして来た「肌を綺麗に見せる方法」の内容なのです。
とにかく、厚化粧や厚塗り感・塗ってます感って、肌が綺麗という印象にはつながらないんですよ~。
かと言ってノーメイクの印象が良くなるかと言うとそんな事はなく、メイクで魅力的になった女性はメイクをしていない状態よりも「やさしく」「好感が持て」「陽気で」「落ち着いていて」「チャーミングで」「ファッショナブルで」「きちんとしていて」「ロマンティックで」あると認知される事が実験でわかっています。
そしてこの事により、メイクがうまく出来れば女性の印象はかなり良くなるという研究結果が導き出されているのです。

参考文献 美人の正体 
     ー外見的魅力をめぐる心理学ー 越智啓太著

それならもう薄付きに見えるメイクをして行くしかないですよね。
現在は、ベースメイクの流行が特になく、自分の肌の特性を活かしましょうという傾向が強くなって来ているように感じますので、塗ってます感の排除にはより力を入れて行ったほうがよいと思います。
これまた気付いている人が大変少ないのですが、自然な眉メイクをしていると肌が綺麗に見えます。
丁寧なベースメイクに加えて生まれつきの美眉を演出する事で他者は勝手に「お肌も綺麗」などと錯覚してくれるからです。
逆に言えば、描いてます・塗ってます感の強い妙な質感の眉メイクの破壊力はすさまじくて、どんなに丁寧で繊細なミルフィーユのようなベースメイクをしたとしても、べたっとした厚化粧に見せてしまう威力があるのでくれぐれも気を付けて下さいね。
まだお読みでない方は是非!

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以上で、肌を綺麗に見せるシリーズは終わりでーす。
とは言え、皆様にお伝えしたい事はまだまだ沢山ありますので、新シーズン(?)も、新しい記事も楽しみにしていて下さいね♡

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この下にある「スキ♡」と云うやつを押すと当たりが出るかも知れません。当たりには、決しておすすめという訳ではないのですが、わたくしが気に入っている化粧品の商品名が書いてあるのです。それでわたくしは「当たり出た人いるかな~♪」と楽しい気持ちになれるので、押してみる事をおすすめしておきます。




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メイク研究家 智恵子
わたくしのメイク技により、ご自分の力でご自分を美しく出来るときめきを感じて戴けますように♡応援宜しくお願いいたします。