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1954年から眺めた2024年。そして70年後?


最近YouTubeのオススメに登場した動画

東海道新幹線開通の1964年から遡って10年前の1954年、
今から何と70年前です。
東京から大阪まで運行の「特急つばめ」のドキュメンタリー短編映画。

新幹線線開通以前の特急列車は、想像もつきませんでしたが、
当時は1日がかりの大移動でした。
電化されていたのは、名古屋まで。
名古屋から先の非電化区間は、蒸気機関車の牽引。
そして、印象的なのは、乗客の品の良さ。
皆さん正装で乗車。
食堂車に花、キャビンアテンダントの様な、颯爽としたつばめガール達、
そしてアナウンスの言葉使いの上品さ。

かなりのハイソさを感じますが
当時の運賃を置いておきます。

検索しますと当時の1円は今の10円位らしいです。

こちらは当時の時刻表。

動画を見ると、運行を支える大勢の職員達の熱心な働きぶりと
躍動する戦後の復興から高度成長時代を感じる
動画から感じる古き良き時代、
しかしこの動画で生き生きと働く人たちは
既に現世にはいないのだなと感じました。
何しろ70年前ですから。

この後鉄道の黄金時代を迎えますが、
戦争からの復員した大勢の職員を抱え、
赤字路線と負債が拡大し、
1987年に分割民営化に至ったのは
ご存知の通り…。
当時は国鉄がなくなるとは思いもしなかったのでは?

そしてこれから70年後の事を考えて文章を締めようと思いましたが、
到底、生きてはいない訳ですし、
どの様な世の中になっているのか、全く見当がつきません。
何しろ、2094年、21世紀の終わりです。




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