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シェムリアップ宣教旅行2024月12月29日
前回の記事の続き
宣教旅行 (Mission Trip) とは?
香港→深圳→プノンペン→シェムリアップと移動しましたが
やっと旅の本題に入ることができました。
今回の旅行は、宣教旅行と言われていますが、
宣教旅行で検索しても
新約聖書を執筆したパウロの宣教旅行について出てきます。
宣教旅行だと大旅行の感じですが、今回はMission Tripの方が適切かも。
Mission Tripについて検索しますと
A mission trip is an organised community service effort done by Christians and churches, usually lasting for one week or more. Churches and organisations provide people with the opportunity to make a difference in communities through short term mission trips.
(和訳)
ミッショントリップは、キリスト教徒や教会が行う組織的な地域奉仕活動であり、通常は 1 週間以上続きます。教会や組織は、短期間のミッショントリップを通じて、人々に地域社会に貢献する機会を提供します。
聖書には大宣教命令という御言葉があり
クリスチャンはキリスト教の教えを全世界に広める様にと
示さられております。
マタイの福音書 28章19~20節
ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、
わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」
(新改訳2017)
今回参加したのは、香港とシンガポールの日本語キリスト教会の
牧師先生及び、会員たち。
日本の他、アジア各地の様々の国籍の方達が参加しました。
私たちの他、シェムリアップ教会の牧師先生及び宣教師の方達の
サポートをいただきました。
宣教師の方達の普段の仕事は、ガイドやトゥクトゥクの運転手など
なので英語が話せます。
早朝に出発
朝7時半にホテルを出発し、トゥクトゥクに乗り
シェムリアップ郊外の村へ
舗装された道から、舗装されていない道に進みます。
トゥクトゥクに乗り約3-40分後に最初の目的地に到着しました。
朝早い時間ですが、大勢の人たちが待っていました。
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この家には井戸があり、井戸がある事によって人々が集まり
集会所(スモールチャーチ)として開放されています。
井戸は私たちの教会の献金によって掘削されましたが
自分たちの献金が現地で生かされている現場を、
初めて見ることができました。
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人が集まります
先ずは子供たちと讃美。
ギターを弾いている方は、普段はトゥクトゥクの運転手をしながら
教会の活動をしています。
賛美をしている大人の人もいます。
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犬が集まっていました。
しかし痩せています
子供たちとに賛美やダンスをしている間に
大人たちも集まって来ましたので、
古着が配布されました。
主に冬服の様です。
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続いて、子供たちに、お菓子と文房具のセットが配られました。
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私たちから子供たちに直接配布しますが、
みんな、はにかんだ表情で、ワイ🙏をして受け取り
とても可愛かったです。
洗礼式は着替えなし?
この後再びトゥクトゥクに乗り、川沿いに移動しました。
村人たちの洗礼式が行われます。
キリスト教の洗礼式は、「全身を水に浸す」か、
「頭部に水を注ぐ」方法がありますが、
川の中で行われました。
「全身を水に浸す」洗礼式ですが、
水着に着替えるのではなく、着ている服のまま川に入って
終わった後は、楽しそうに水を掛け合っていました。
水かけ祭りがあるお国柄、文化が違うのかな?と感じました。
洗礼式の間はずっと川辺で賛美を歌いながらサポート
賑やかな儀式でした。
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シェムリアップ市内の教会のクリスマス礼拝
午後はシェムリアップ市内の教会のクリスマス礼拝に参加。
クリスマスの降誕劇や、民族音楽とダンスなど
色々なプログラムがありました。
殆どがクメール語で進行していましたが、楽しい雰囲気が伝わりました。
賛美の曲が現地風で興味深いです。
外国の人が日本語の讃美歌を聴いたら、同じような印象かもしれません。
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献金も電子マネーで受付
礼拝の後は、野外パーティです。
教会の人たちの手作りの料理をいただきました。
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最後の方は、みんなでぐるぐると回って
盆踊りの様に踊り始めて(これが一曲が長い…)
とても楽しい雰囲気でした。
ハバクク書 3章18節
しかし、私は主にあって喜び躍り、わが救いの神にあって楽しもう。
(新改訳2017)
カンボジアの人たちは賛美の歌を歌いながら、よく踊ります。
東南アジアの文化かもしれませんが、
聖書の時代の人たちに近い心を感じました。
1970年代後半の悲惨なジェノサイドの記憶が残り
今でも豊かとは言えないこの国ですが、
喜びと全身で賛美する姿を、この後何度も見る事になります。