何かを貰ったら「お返し」をしたくなる!返報性の原理
返報性の原理とは?
皆さんは誰かから何かをもらった時に、「お返ししなくちゃ」と思ったことはありませんか?このような気持ちは、心理学で「返報性の原理」と呼ばれます。本日は、返報性の原理とは何か、そして日常生活やビジネスでの具体的な事例を交えて、どのようにお仕事に生かしていけるのかを解説します。
「返報性の原理」とは、人が他者から何かを受け取った時に、そのお返しをしたいと感じる心理的な傾向のことです。この原理は、社会的な規範として広く認識されており、友好関係の構築や維持、ビジネス取引において重要な役割を果たします。
日常生活での事例
1. お誕生日プレゼントのお返し
お友達から誕生日にプレゼントをいただいたりお祝いをしてもらうと、そのお友達の誕生日にも何かを贈りたくなります。これは、友達からの好意に対して感謝の気持ちを示したいという返報性の原理が働いているからです。
2. 食事をご馳走してもらう
職場の同僚がランチをおごってくれた場合、次の機会には自分がおごろうと考えることがあります。これも同様に、受けた好意に対するお返しの一環です。
ビジネスでの事例
1. 無料サンプルの提供
スーパーで無料の試食サンプルを提供することはよく見られます。試食をしたお客さんは、その商品を購入しやすくなる傾向があります。試食という小さな恩恵を受けたことで、お返しとして商品を購入する気持ちが生まれるのです。
2. 会員特典や割引
企業が新規会員に対して特別な割引や特典を提供することも、返報性の原理を利用した戦略です。会員はこの恩恵を受けることで、その企業に対して好意的な感情を持ち、継続的に利用する可能性が高くなります。
3. 私自身の体験から(スターバックスにて)
最近ほぼ毎朝、同じスターバックスで事務作業をしています。
仕事前に、とりあえずなるべく早く朝のスタバへ。とても快適に事務作業ができており大満足。(あれ、仕事してる🤣笑)
毎日行く
毎回タンブラーを持参する
毎回同じものをオーダーする
ということもあって、店員さんに顔もメニューも覚えてもらえるようになりました。
いつも私がオーダーするのは、ドリップコーヒーのショート。
(私、コーヒーはブラックしか飲めないのと、朝は絶対コーヒーが飲みたいのでこれ以外の選択肢がないのです。)
気づけばだんだんと、なぜかちょっと多めに入れてもらえるようになりました。(他の店舗で入れてもらう量と比べると、明らかに違うんです♡)
参考までにスタバのドリップコーヒーの量はこんな感じ。
ショート380円 240ml
トール420円 350ml
グランデ465円 470ml
ベンティ510円 590ml
私のタンブラー 370cc入るサイズ。なので、ドリップコーヒーのショートだとタンブラーの半分ちょっと、くらいになります。
それが先日はこちら😅
「ちょっと多くなってしまいました。😄」
と、店員さんが淹れたてコーヒーを、席まで持ってきてくれました。
いや、ちょっとではない🤣
たぶんトールサイズよりちょい多いくらい、入れてくれてる気がする。
普段から多めに入れてもらえてる気はするけど、これはびっくりしたっ。笑
でも、こんなことしてくれたらもう、嬉しくってますます通いたくなってしまいますよね。
返報性の原理を効果的に、サロン等のスモールビジネスに活用する方法
返報性の原理を理解し、整体院などのスモールビジネスで活用することで、顧客との良好な関係を築き、リピート客を増やすことができます。以下に、よくある具体的な事例を5つ紹介します。
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